• "追加工事"(/)
ツイート シェア
  1. 長崎市議会 2004-11-09
    2004-11-09 長崎市:平成16年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 田村委員長 出席委員、半数以上であります。ただいまから、建設水道委員会を開会いたします。  なお、本日の審査終了後、昨日の議長に対する申し入れについて、ご協議していただきたい事項がございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、第8款土木費第1項土木管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 2 樫山建設管理部長 第8款土木費第1項土木管理費における、建設管理部所管の決算についてご説明させていただきます。  お手元にございます、少し厚めで白い表紙の事項別明細書においては152ページから155ページ、また、ピンクの表紙の歳入歳出決算資料においては76ページから77ページ、さらに、青い表紙の主要な施策の成果説明書においては149ページ及び151ページでございます。  まず、白い表紙の事項別明細書152ページをごらんください。  第1目土木総務費において、予算現額合計の12億3,835万7,000円のうち、建設管理部所管の予算現額は8,583万円となっております。  この予算に対し支出済額は153ページですが、土木総務費総額12億2,065万6,238円のうち、建設管理部所管の支出済額は8,116万3,834円で、内訳といたしましては、備考欄2の交際費21万3,053円のうちの4万2,800円。備考欄5の入札・契約制度適正化推進事業費7,074万886円。備考欄9の事務費1,742万6,517円のうちの1,038万148円となっております。  また、不用額につきましては、土木総務費総額1,770万762円のうち、建設管理部所管の不用額は466万6,166円となっております。  それでは、ここで支出の主なものについてご説明をさせていただきます。青い表紙の主要な施策の成果説明書の151ページをごらんください。  第1目土木総務費の中の大きい3.入札・契約制度適正化推進事業費の7,074万886円でありますが、その中で(1)電子入札システム構築費につきましては、6,685万7,619円を支出いたしております。  具体的な内訳でございますが、ア電子入札システム構築等委託料といたしまして6,358万5,000円を支出いたしております。これは電子入札システムの設計・構築等に要した経費でございます。  次に、イ電子入札システム共用負担金100万円でございますが、これは電子入札の参加業者の本人確認のために横須賀市が保有する電子認証システム及び公証システムを活用する上で、両システムに同じように連結している全国各自治体間で負担する共用分担金でございます。  次に、ウその他の経費227万2,619円につきましては、データ保護の観点から機器設置場所の改修を行った際に要した費用などであります。  この電子入札につきましては、平成15年度において、システムの構築を行い運用につきましては制限付一般競争入札を対象に本年4月から開始し、10月までで131件の入札を完了し、現在、平成17年度以降の拡大に向け、実際行った上での課題の整理等、鋭意分析に取り組んでいるところでございます。  その結果並びに今後の具体的方針につきましては、まとまり次第改めてご報告をさせていただき、ご相談をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  最後に、不用額の主なものについてご説明させていただきます。ピンクの表紙の歳入歳出決算資料の76、77ページをごらんください。  第8款土木費第1項土木管理費における主な不用額の説明欄に記載のとおり、入札・契約制度適正化推進事業費において、平成14年度より取り組んできております工事施工中の市と請負業者との間でのコンピュータやインターネットを通じての公共工事に関する各種情報の交換・共有を目的とした公共事業支援統合情報システムの実証実験対象が当初予定の5件を下回り3件となったことなどにより役務費において133万7,000円が不用額となっております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。
    3 溝口道路公園部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、道路公園部所管分についてご説明いたします。  資料につきましては、白い表紙の事項別明細書152ページから155ページ、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書151ページ、ピンクの表紙の歳入歳出決算資料は76ページから77ページに記載いたしております。  事項別明細書152ページから153ページに合計金額が記載されておりますが、第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費のうち、道路公園部所管分につきましては、予算現額5,240万1,000円に対しまして、支出済額5,016万9,635円で、不用額223万1,365円でございます。主な支出の内容につきましては、ブルーの主要な施策の成果説明書をもとに説明させていただきます。  151ページでございます。第1目土木総務費の6番法定外公共物譲与申請事業費におきまして、里道及び水路について国から譲与を受けるための申請作業に係る委託料4,150万円を支出したほか7番の私道整備助成事業費におきまして、三原1丁目の道路整備に対し299万4,981円の補助を行っております。  また、不用額の主な内容といたしましては、ピンクの歳入歳出決算資料77ページ中ほどに説明欄、道路公園部の(1)として記載しておりますが、単独私道整備助成事業費におきまして、当初予定していた補助申請額が予定を下回ったことにより負担金、補助金及び交付金に200万5,019円の不用額が生じたものでございます。  以上でございます。 4 増崎都市計画部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、都市計画部所管についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書は152ページから155ページ、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書は151ページから152ページにそれぞれ記載をいたしております。  都市計画部所管といたしましては、第1目土木総務費の一部及び第2目建築指導費でございます。  それでは、白い表紙の事項別明細書152ページ、153ページをお開きください。  まず、第1目土木総務費のうち、都市計画部所管につきましては、153ページの備考欄の4.災害危険区域標柱等設置事業費でございますが、予算現額30万円に対し支出済額29万9,250円で不用額は750円でございます。支出の内容につきましては、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書151ページでございます。第1目土木総務費に記載された2.災害危険区域標柱等設置事業費の29万9,250円で標柱の設置委託料でございます。  次に、白い表紙の事項別明細書154ページ、155ページをお開きください。  第2目建築指導費でございますが、予算現額2,746万7,000円、支出済額2,631万2,490円で不用額は115万4,510円で、事項の内訳は155ページの備考欄記載のとおりでございます。主な支出の内容につきましては、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書151ページの下の方の第2目建築指導費のところに記載しておりますが、建築指導及び建築審査に係る事務費等のほか152ページに記載しております3.用途地域指定基準調査費の168万円でございます。これは都市計画法及び建築基準法の一部改正に伴い、市街化調整区域内の建築基準の設定のため建築物の現況調査に要した委託料等であり、平成13年度から平成15年度までの3カ年で実施をしたものでございます。  なお、本事業は補助事業となっており、国・県からそれぞれ3分の1の補助金の交付があっております。  以上でございます。 5 佐藤まちづくり部長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費のまちづくり部所管分につきましてご説明いたします。  その内容等につきましては、お手元の白の事項別明細書152ページから153ページ、ピンクの歳入歳出決算資料76ページから77ページに記載いたしております。  それでは、白の事項別明細書の152ページから153ページをごらんください。  第1項土木管理費のうち、まちづくり部所管分といたしまして第1目土木総務費で予算現額12億3,835万7,000円、支出済額12億2,065万6,238円のうち、予算現額34万3,000円、支出済額13万9,797円で20万3,203円の不用額が生じております。支出の内容といたしましては、153ページの備考欄2の交際費21万3,053円のうち6万7,158円、備考欄9の事務費1,742万6,517円のうち7万2,639円でございます。  以上でございます。 6 光富建築住宅部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、建築住宅部所管につきましてご説明いたします。  その内容等につきましては、お手元のピンクの表紙の歳入歳出決算資料76ページから77ページ、白い表紙の厚い冊子の事項別明細書152ページから155ページ、青い表紙の主要な施策の成果説明書151ページから152ページ及び審査意見書60ページから63ページに記載しております。  それでは、歳入歳出決算資料の76ページから77ページをごらんください。  第8款土木費第1項土木管理費でございますが、予算現額12億6,582万4,000円に対しまして、支出済額12億4,696万8,728円のうち、建築住宅部所管としましては、予算現額448万1,000円に対しまして、支出済額381万8,887円となっておりまして66万2,113円の不用額が生じております。支出済額の主な内容としましては、交際費2万5,215円、事務費379万3,672円でございます。  以上でございます。 7 田村委員長 これより質疑に入ります。 8 中田委員 電子入札システムの件ですが、構築その他委託料が事業として実施をされておるわけですが、これは、いろいろ論議がありましたように、いわゆる指名入札から制限付一般競争入札という形に今後方向を進めるという、その一つの手段をどこまで達成していくかという過程の問題でもあると思うんですね。そういう点で、今回どこまでいわば到達したということが言えるのか、その辺をひとつお聞きをしておきたいというように思います。  それから、これは私は率直に言って古くて新しい課題だなと思ってるんですが、その後もまたいろんな各種の協会負担金が出てきますので、ここの道路協会負担金のところで少し意見をお聞きしておきたいと思うんですが、本市の場合も、いろいろ行革を進めるという形でいろんな分野に検討してきてるわけですけれども、この各種協会負担金も1割か2割過去カットされたという形で後はそのまままた流れてきてるという状況にあるわけですよ。本当に必要なものであれば、私どもも何も言う必要ありませんけれども、今はこれは端的に言うとないんだったらなくてもいいんじゃないかという気持ちを率直に持ってるもんですから、また、県においてはないのもたくさんあるんですよ。長崎県は、こういうものつくってますけど、その辺について今後どうしていくのか、この機会にひとつ見解を聞かせておっていただきたいと思います。 9 武田入札管理室長 今の中田委員さんのご質問でございますけども、電子入札の導入に伴う今後の制限付の拡大の方向性というご質問だったかと思います。  それは、私どもは、平成15年度でシステムを構築いたしまして、平成16年度から運用という中で、平成16年度は131件の制限付を実施をいたしております。それで、今後の方向性といたしましては、入札制度改革の中で指名から制限付への移行という大きな方針のもとで進んでおりますので、今後さらに拡大をしていきたいと。それで、電子入札を導入することによりまして、事務の効率化を図ることができまして、システムも順調に稼動いたしておりますので、今後は制度をどういうふうに拡大するか、この道具が手に入ったわけでございますので、そういった意味で第一段階はクリアしたということで考えております。  今後は、試行状況を見ながら、さらに制限付を拡大していくという方向で進んでまいりたいということで考えております。  以上でございます。 10 松尾道路公園総務課長 2点目の各種協会負担金についてお答えしたいと思いますが、昨年の当委員会の決算審査におきまして、各種協会負担金については廃止を含めた検討を行うようにというご意見をいただいております。それを受けまして、昨年10月7日に各種協会負担金に係る関係部局長会議を開催いたしたところでございます。  この会議におきまして、各種協会の必要性については事業予算の確保及び事業の促進の面から全国の組織、いわゆる上部団体の下部組織として加盟している事実があるものについては市についても一定やむを得ないのではないかと。ただし、県下で組織している単独協会については、中身を精査して県事務局とも協議を進め協会のあり方について検討すべきであるという意見。それから、負担金につきましては、負担割合の問題や多額の繰越金を計上しているという現状がございます。こういうことにかんがみまして、今後負担額の適正化に向け県事務局とも踏み込んだ協議をする必要があるという。それから、今回の市町村合併を機に抜本的に負担金のあり方を見直すよう検討を進めるべきであると。この3点の意見集約が見られたところでございます。  これを受けまして、長崎県道路協会負担金につきましては、昨年11月12日県事務局に対しまして負担金の抜本的な見直しと経費節減及び繰越金の解消について要望書を提出いたしました。その後も再三、県に対しまして負担金の見直しについて、その動向についてお伺いをしていたところでございます。本年8月4日に長崎県道路協会総会が開かれましてこの席上、平成16年から、本年からでございますが、負担調整率をこれまでの40%から35%に引き下げ、また、上限額を300万円から270万円に引き下げる見直しが図られたところでございます。  なお、席上、道路公園部長より今回の道路協会の負担金の見直しについては一定評価するものの、さらなる負担金減額について改めて要望をいたしたところでございます。  また、本年8月23日に長崎県各種協議会あり方検討会というものが組織されておりますけれども、この中で、長崎県道路協会と長崎県市町村道整備促進期成同盟会との組織統合について長崎市に意見を求められたところでございます。私どもといたしましては、長崎県道路協会については類似組織との統合については問題はないと、この統合にあわせて活動内容についても社会情勢を踏まえた抜本的な見直しを行い負担金の大幅削減への検討を行ってほしい旨の回答をいたしたところでございます。  さらに、本年9月10日長崎県都市助役会、それから長崎県市長会負担金補助金等規制委員会からも各種協会に対しまして、負担金算定基礎においては市町村の負担を減らす方向で負担率の見直しを図ること。国への要望活動等を活動の中心にされている団体においては、より効率的な要望活動を行うとともに、運営状況を見直し、負担金の上限額の引き下げ等による負担金の大幅削減を図るなど、予算総額の削減を図ること。多額の繰越金を有する団体においては、負担金の引き下げを行うことなどを内容といたしました市町村合併に伴う各種団体負担金の見直し要望書を提出したところでございます。  今後とも、各種協会負担金につきましては、あらゆる機会をとらえ、その適正化に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、何とぞご理解をいただきたいと思います。 11 中田委員 本年度に、制限付一般競争入札を131件実施をしたということで、徐々に拡大の方向にあるというご答弁があったわけですけど、非常にそういう方向性というのは望ましいことですが、もう少し今の答え、具体的にいついつぐらいになったら、金額も含めてこういう範疇のものはこうなっていくんだというものを系統的なものとしてご答弁できませんか。それまでいただければありがたいとちょっと思います。  それから、各種協会負担金の問題ですが、中身を縮小するということで事が済まされる問題であるのか、もう必要ないということであれば、やはりこういうところこそ思い切って決断をしていくべきでしょう。端的に言いますと、論議された時期は相当早いわけですから、必要であれば残さにゃいかんわけですけども、その必要性が認められなかったら、それこそ思い切って廃止していいんじゃないですか。私は、そういう決断というのを今はもう出さなくてはいけない時期だと。これは道路協会負担金だけではなくて、ほかの各種協会負担金も。ましてや、その負担の状況というのは、あたかも事業における成功報酬的な金額で設定されるというのは、こういうことこそそのものがあり得ないことですよ、あってはならないというように思いますけど。  だから、もうこの点については、過去から随分論議もしてることですから、あえて答弁は要りませんが、そういう趣旨でひとつ努力をしていただきたいということを強く申し上げておきたいと思います。 12 武田入札管理室長 ただいまのご質問の制限付の今後の具体的な拡大の方針ということでございますけども、先ほど申しましたように、今現在、平成16年度上半期の131件の実施状況を検証してるところでございます。  それで、今現時点で申し上げられるのは、今年度が6工種のA、Bランクを対象に実施をしたということで、来年度以降、さらにできればその6工種のうち、さらに下のランクまで拡大をしたいと。それと、あと、特殊工事を除くその他の工種ですね、こういったものにも拡大をしたいということで、現在検討中でございますので、明確な来年度の方針につきましては、もうちょっと時間をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 13 川下委員 入札に関連しているんですけども、先ほど、この電子入札を導入して4月から10月まで131件を実施したと。それで、この報告を近々やるということですが、その報告はいつごろ報告できるかということが1点と。  もう一つは、ここに入札監視委員会委員報酬というのがありますけども、このメンバーはどういうメンバーで何人かということと。昨年の報酬に比べて若干減っとるんですね5万円ぐらい。これは何かそのメンバーが変更になったのか、それとも内容についてお示しをいただきたいと、この2件です。 14 武田入札管理室長 ただいまのご質問の今年度の検証結果で、来年度の方向性の具体的な報告の時期ということでございますけども、今、鋭意その分析作業を行っているところでございまして、できれば12月議会に一定の結果を報告したいというふうに考えております。  以上でございます。 15 原野契約課長 私の方から、入札監視委員会の件でお答えいたします。  入札監視委員会は、平成14年度に設置いたしております。委員は5名でございます。それからメンバーでございますけども、大学教授と弁護士さん、それから税理士さん、それから知識経験者ということで商工会議所の方から2名の委員さんで構成されております。  決算額が少し減ってるということですけども、平成14年度は最初の年でしたので1回のオリエンテーションみたいな委員さん方に制度等の説明をいたしました。そのために6回ほど実施しております。平成15年度は5回の実施でありましたので、その分の差額の報酬が少し減ってるということでございます。  以上でございます。 16 川下委員 わかりました。落札率を見たいと思いますし、ぜひ十分な調査なりをやっていただいて報告をしていただきたいというふうに思います。  それと、もう一つ、ここに入札の電子化に向けて入札該当者の企業の方々のコンピュータといいますか、そういう設備関係が、特にいろいろ加えんといかんとか、そのままでいいのか、その辺についてはどうなんですか。そのまま使えるんですか。 17 武田入札管理室長 横須賀型システムというのが長崎市が導入した電子入札システムでございますけども、このシステムにつきましては、通常の余り高性能じゃないパソコンでもオーケーと。それと、インターネット回線につきましても、そんなに高速回線じゃなくても大丈夫ということでございまして、それで、入札に参加される業者の方のそういったパソコン、インターネットの導入状況ということでございますけども、これちょっと若干古いデータでございますけども、平成15年3月末現在で、アンケート調査を市内建設業者の方に実施をいたしまして、その中で回答のあったうちの95%がパソコンを導入済みと80%がインターネットに接続済みということがございます。  それから、また若干時間がたっておりますので、もう少し市内の業者の方もIT環境は整備されてきてるんじゃないかというふうに考えております。それで、今後また拡大するに当たりまして、時期をとらえまして、そういった市内の業者の方のそういったIT環境の状況についてまた調査をしたいということで考えております。  以上でございます。 18 中野委員 電子入札システムの構築をなさって、今、運用なさってますが、その件についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  電子入札システム共用負担金、これ横須賀型システムですか、これとあと一つ、何か二つあったけども長崎市は横須賀型を採用なさった。ここの共用負担金の100万円というのは、著作権みたいなものですか。これは年度ごとに、また横須賀型システムを他の地方自治体が結構多く使ってくると、この共用負担金というのは今後どうなるんでしょう。 19 武田入札管理室長 ただいま、ご質問いただきました負担金についてお答えいたします。  この横須賀のシステムの共用負担金と申しますのは、長崎市が横須賀型システムを採用して横須賀市が認証公証システムというのを別途持っております。これは横須賀型システムの特徴でございまして、先ほど委員さんが言われました、ほかのもう一つの電子入札システムは国が構築しましたコアシステムというのがございます。こちらのコアシステムは、民間の認証局を使うと、この認証局といいますのは、電子入札に電子的に参加いたしますので、その参加者が果たして本人なのかどうなのか、そういった確認をするためのシステムでございます。このコアシステムの方は民間の認証局を使うということで、これにつきましては、民間認証局を使うに当たりまして一定の負担金なり業者さんの負担が要ると。それで、横須賀型の特徴が自前でこの認証システム、それからもう一つ公証システムというのを持っております。  この認証システムは先ほど申しましたものと一緒なんですけども、公証システムというのが言いますれば郵便の配達証明であるとか、それから内容が改ざんされていない内容証明とか、入札書等がそのシステムに到達した時間の証明とか、そういったものを証明できるシステムでございます。  それで、長崎市が横須賀型システムを採用したときに、長崎市独自で両システムを持つことも可能なんですが、横須賀市のこの認証公証システムがまだ許容量が残ってるということで、横須賀市のシステムを共用させていただいてコストを抑えるということで共用方式をとっております。  それで、この負担金の支出なんですが、横須賀市がこの認証公証システムを構築するに当たりまして、当初の導入費、構築費が約6,000万円かかっております。それで、年間の維持費がおおむね1,500万円ということで聞いております。ですから、こういった当初の構築費と、それから年間の維持費、こういった諸々の経費を横須賀型システムを共用してるほかの自治体が負担することによって共同運営していこうというための負担金でございます。  以上でございます。 20 中野委員 ですから、この横須賀型システムを他の多くの地方自治体が利用するということになってくれば、この今の100万円の負担金というのは下がってくるというふうに理解をしていいわけでしょう。その辺がどうなんですか。  というのは、私は専門家じゃないからわかんないですが、こういうシステムをつくられたり、あるいは長崎市が独自でコンピュータの民間の会社にこういう構築をするときに、僕はここでいつも問題になるのは、莫大な開発費用をかけて現実的にそれをシステムをつくった会社が、同じシステムを他の小さな地方自治体で丸々使ってると、そしたら長崎市は開発費用の金額を払ったのに著作権もなければ何にもないじゃないかというようなことを前から僕は思ってた。  ただ、今回ここにこういうふうな共用のシステムの負担金があるならば、これはある程度こういう構築をほかの部署でつくられても、莫大な金額をかけても、ある面ではそういうふうなシステムがとれればいいのかなと思いますけど。現実的に、この数年間ずっとこういう予算決算を見てたら、結構維持費用はかかってるんですね。ましてや、それを新しく構築するときは莫大な金額がかかってるんです。  その中から見ると、こういうふうな横須賀型システムというのは、ある面では維持費を、これを利用する人たちから負担をしてもらうということですから、ある面では仕方ない。そうすると、長崎だって今までものすごい金額を各部署で使ってるはずなんです。  そうすると、長崎が全国の自治体に先駆けてつくったこういうシステムで著作権みたいなこういうものが取れないのかななんてつくづく思ってたんですが、その辺のところは一つの部署に聞いてもしょうがないんでしょうけど。これを利用するに当たって、皆さん方はどのようにこういうシステムを思われてるんですか。  というのは、この企画部を見ると地方自治体中央情報センターの負担金全く一緒だろうと思うんです。これは40万円ぐらいに落ちてるんですね、金額がね。だから、こちらの方は横須賀型は100万円。利用頻度によって、自治体の数によって違ってくるんでしょうけど。そうすると、やはり今からこういうシステムがどんどんどんどん日本全国に伝わっていくとすれば、もう民間のこういう会社に開発費用をわざわざ地方自治体が独自で払わんで、もう著作権みたいなこういう形で少し金額が上がっていってもいいから、それをそのまま利用させていただくということはできないのかなと私思うんです。  その辺のところは、ちょっと僕自身の考えで申しわけないんですが、このシステムというのは今後多くの自治体が横須賀型システムを使っていくとなれば、年間維持費の1,500万円を多くの自治体で分担をしていくから100万円というのが30万円ぐらいまで落ちるという可能性は十分に考えられるんですか。その辺はどうなんでしょうか。 21 武田入札管理室長 今後、その横須賀型システムですね、共用自治体がふえたときに、その負担金は減るのかというご質問でございます。  この横須賀のシステムにつきましては、その分担金に一定の基準を設けておりまして、それで、まず基本分担金がございまして、これが年間120万円と、それで平成16年度は初年度ということで月割で4カ月分40万円を負担いたしております。それから、あと対応の業者数割として認証フロッピーを発行した数に応じての分担金が100件当たり10万円ということで、件数がふえるに従ってこの分はふえてまいります。それで、平成15年度につきましては、長崎市が400枚から500枚の範囲内で認証を発行しておりますので、この分の負担金が50万円と。それから、もう一つ入札件数割ということで、入札件数に応じました分担金がございます。これが、50件単位で10万円ずつということで、これも入札件数が、対応する電子入札を使った件数がふえるに従ってふえてまいります。それで、この分が平成15年度は3月に練習案件を実施いたしましたので平成15年度の分担金が10万円ということで、平成15年度におきましては、先ほど申しました分を加えまして100万円負担いたしております。それで、横須賀型の認証公証システムが現在横須賀市を入れまして7都市が使っております。それで、あと二、三都市は共用は大丈夫ということで聞いております。それで、先ほど言いました横須賀のシステムの当初の構築費、それから年間の維持費ですね。これは、維持費をたとえば5年間通して、それで構築費を足しまして、それを5年で割って7都市平均を出しますと約390万円になります。  ですから、先ほど言いましたように、今後対応の業者数がふえるとか、それから入札件数がふえるということになりますと、逆にこの100万円の負担金が、その件数に応じてふえていくということでございます。ですから、ことし、平成15年度に100万円でございますけども、さっき言いましたように5年間なべたときに、1市当たり平均で390万円の経費がかかっておりますので、決してこの分については応分の負担ではないかということで考えております。  それで、ことし5月に横須賀市の方で電子入札の共用自治体の連絡会議がございました。そのときに、横須賀市の方から話があったんですが、横須賀市といたしまして、この負担金が逆に財政当局の方から先ほどの構築費、維持費に見合ってないと、安いんじゃないかと、もっと上げた方がいいと、そういう話が逆に財政当局の方から横須賀市のこのシステムを持っている部局にそういった話があってると。  ただし、横須賀市がこういった電子入札の導入も含めまして入札制度改革の全国の先駆けということで、この負担金については今の状況を維持したいということで財政の方と話をしてるということで聞いております。ですから、今後件数に応じましてふえていきますけども、私どもといたしましては応分の負担ではないかということで考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。  以上でございます。 22 中野委員 世の中には本をつくったり絵をかいたり何しろ著作権というのがあるのに、この電子入札、ITについては著作権があるのかないのか、そして値段が適正なのかどうかというのは私は全然わかんないんですよ。片一方では、その企画部の情報システム推進費では何億円という金つぎ込むんですね、年間。その前に、このシステムをつくるのにものすごい金つぎ込んどって運用するのにも6億8,000万円近く使うんですね。そうすると、こちらの方のこの入札制度の構築をなさって、ことしからきちんと運用をしていくと、そうすると、このシステムをつくった民間の会社がその横須賀市が一緒になってつくったのか、それで、だから横須賀型と言われるんでしょうけど。現実的に、ものというのは利用が多ければ多いほどその使用料というのは安くなるのが僕は当然だと思ってたんですよ。だけど、いつもここでわかんないのは、こういうシステム、IT産業なんかは逆に値段が今ちょっと言われたように、財政当局から逆に安すぎるんじゃないかなんて言われれば、じゃあ今年度はどのくらいで、これ100万円じゃないんでしょう、上がってるんですか今年度は。そうすると、何か私はこれ実際はいくら金つぎ込んだらいいのか私はわかんないような気がするんですよ。逆に便利でスムーズで早くという形が今からの世の中になってくれば、ものすごい人が使ってくると、そうなると、使用頻度が多くなれば必然的に値段は安くならないといけないんじゃないかなと僕は気がするんです。その辺のところが逆みたいだったんで、ちょっと唖然としますけれども、現実的に、こういうシステムをすべての地方自治体が使うということになれば、最初に開発したところが権利を持ってるような気がするんですね。そういうところは、やはり地方自治体として、もう一度すべて研究し直さないと逆の方向に私は行くんじゃないかなと私自身はそういう危惧を持ってるんですが。まあこれはご答弁はなかなか出ないかもしれませんが、ぜひ、それは一つの建設管理部だけじゃなくて全庁的にすべてのことで考えていただければなというふうに私は思います。  以上です。 23 樫山建設管理部長 今後、電子入札、制限付一般競争入札の適用拡大を図っていく中で、今言われたことの根底にはいわゆる投資効果、費用対効果のことがあると思うんですよ。ですから、そういったものは、殊に間接なものも含めました投資効果が最大限発揮されるよう、今言われたような点も踏まえて適切で効率的な運用にぜひ努めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 24 田村委員長 それでは、ほかにありませんでしょか。質疑を終結いたします。  理事者交代のため暫時休憩します。           =休憩 午前10時46分=           =再開 午前10時54分= 25 田村委員長 それでは、委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 26 溝口道路公園部長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち道路公園部所管分についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書154ページから159ページでございます。それからブルーの表紙の主要な施策の成果説明書153ページから166ページ、ピンクの表紙の歳入歳出決算資料76ページから79ページ、黄色の表紙の審査意見書60ページから62ページにそれぞれ記載しております。  事項別明細書154ページの中ほどに第2項道路橋りょう費の合計額が記載されておりますが、そのうち道路公園部所管分につきましては、職員給与費を除いた第1目道路橋りょう総務費から156ページ下の方の第4目交通安全施設費までで、合計で予算現額44億1,454万5,304円、支出済額42億3,682万9,376円、翌年度繰越額1億1,820万円、不用額5,951万5,928円となっております。決算の概要につきましては、道路公園総務課長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 27 松尾道路公園総務課長 それでは、まず、主な支出の内容につきまして主要な施策の成果説明書によりましてご説明申し上げます。  ブルーの表紙、主要な施策の成果説明書153ページをお開きいただきたいと思います。  第1目道路橋りょう総務費におきまして、市道の適切な維持管理のため市道清掃や放置車両等の除去を実施するとともに、同じページの下の方から154ページにわたりますが、第2目道路橋りょう維持費におきまして、市民生活の向上のために市内一円において市道、里道及び街路灯の維持補修を行いました。  また、明るい安全なまちづくりのため街路灯の整備を行っておりますが、平成15年度は新たに308灯を設置いたしております。  続きまして、第3目道路橋りょう新設改良費でございますが、道路橋りょう新設改良等につきましては、本市の特殊な地形の中で市民の日常生活の利便と安全で快適な生活環境の確保並びに防災上の観点から生活関連道路及び幹線道路へのアクセス道路など生活道路網の整備に努めているところでございます。  順次ご説明をいたします。  まず、154ページの下の方1.道路新設改良事業費において、(1)の上戸石町戸石町線から、次の155ページの中ほど(3)中川鳴滝3号線までの3路線につきましては補助事業として、また、(4)の出来大工町江戸町線から156ページでございますが、(7)小江原町春木町線ほかにつきましては単独事業として施工等を行っております。  このうち、155ページ(2)の江平4号線につきましては、地方特定道路整備事業費と組み合わせた施行を行い事業の進捗を図っております。
     次に、156ページ中ほどの2.緊急地方道路整備事業費におきまして、(1)油木町西町線ほか3路線を施行いたしましたが、このうち(1)油木町西町線については地方特定道路整備事業費と組み合わせた施行を行い事業の進捗を図りました。また、(2)の伊勢町大浦町線ほか2路線において電線類地中化を進めてまいりました。  次に、157ページ下の方でございますが、3.地方特定道路整備事業費では、先にご説明いたしました路線も含め三原町浜平町線ほか4路線の施工等を実施いたしております。  また、早急な道路環境の整備を図るため、159ページから飛びまして163ページまでに記載しております4.臨時地方道整備事業費におきまして、田中町2号線ほか113件の道路改良、側溝改良及び舗装工事等を実施するとともに、女の都近隣公園の取り付け道路の整備を行いました。  次に、163ページの5.ふるさとづくり事業費においては、(1)の虹が丘町西町1号線ほか1路線の施工等を行っております。また、164ページの6.斜面移送システム整備事業費でございますが、斜面移送システムの設置を立山地区に続き水の浦地区において進めてまいりました。  次に、7.自然災害防止事業費でございますが、市道の危険箇所における自然災害の発生、拡大を防止するため三重町4号線ほか7路線の法面改修工事を実施いたしました。  続きまして、165ページ第4目交通安全施設費でございますが、歩行者の安全と車両交通の円滑化を図るため1.緊急地方道路整備事業費として、(1)弥生町田手原町線及び(2)愛宕飯香浦町線の施工等を行っております。このうち愛宕飯香浦町線につきましては、地方特定道路整備事業費と組み合わせた施行を行っております。  また、166ページ、3.交通安全施設整備事業費として、西山目覚町線ほか1路線の歩道設置工事を初め、区画線・防護柵設置など交通安全施設の整備工事を市内一円で実施いたしております。  続きまして、翌年度繰越額についてご説明いたします。  主要な施策の成果説明書、後ろの方になりますが、326ページをお開きください。  道路公園部所管の繰越明許費につきましては、土木費の一番上の段、銅座町新地町1号線緊急地方道路整備事業から愛宕飯香浦町線緊急地方道路整備事業までの4事業において、それぞれ用地交渉及び各関係機関との調整等に日時を要したこと等に伴い、それぞれの額を翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額でございますが、ピンクの歳入歳出決算資料の76ページから77ページをごらんいただきたいと思います。  中ほどでございますが、第8款土木費第2項道路橋りょう費におきまして、主な不用額の説明欄に道路公園部ということで記載をいたしております(1)から続く79ページの(9)までで内容は記載のとおりで不用額を生じたものでございます。  続きまして、予備費の充当でございますが、同じくピンクの歳入歳出決算資料77ページの主な予備費充当の説明欄、また黄色の審査意見書71ページの第8款土木費に記載しておりますように、市道で発生した事故に対する損害賠償金として1件、11万3,925円、また、見舞金として4件、29万6,693円を予備費からそれぞれ充当をしたものでございます。  以上でございます。 28 佐藤まちづくり部長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、まちづくり部所管分につきましてご説明いたします。  その内容等につきましては、お手元の資料の事項別明細書154ページから157ページ、ブルーの主要な施策の成果説明書154ページ、ピンクの歳入歳出決算資料76ページから77ページ及び黄色の審査意見書60ページに記載いたしております。  それでは、事項別明細書の154ページから157ページをごらんください。  154ページの第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、まちづくり部所管分といたしましては、156ページから157ページの第2目道路橋りょう維持費で、予算現額6億4,900万5,000円、支出済額6億4,594万6,503円、不用額305万8,497円のうち、予算現額750万円、支出済額728万7,000円、不用額21万3,000円でございます。支出の内容といたしましては、157ページの備考欄の生活道路環境改善費4億5,621万5,306円のうち728万7,000円でございます。  次に、お手元のブルーの主要な施策の成果説明書をもとにご説明いたします。  154ページの第2目道路橋りょう費の4.生活道路環境改善費の内容といたしましては、(1)の市道等修繕料、(2)の委託料及び(3)の維持補修工事費として、北大浦地区などにおきまして、階段補修、除草業務等を行っております。  以上でございます。 29 増崎都市計画部長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、都市計画部所管であります第5目県施行事業費負担金についてご説明をいたします。  白の表紙の事項別明細書は158ページ、159ページ、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書は167ページから170ページ、黄色の表紙の審査意見書は60ページから62ページにそれぞれ記載をいたしております。  それでは、白い表紙の事項別明細書の158ページをお開きください。  第5目県施行事業費負担金の予算現額は4億8,271万円で、支出済額3億8,274万円、翌年度繰越額9,982万円で不用額は15万円でございます。これは、県が施行する道路事業費等に対する市の地元負担で道路法及び地方財政法に基づき負担したものでございます。支出の内容につきましては、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。  167ページをお開きください。  まず、1.道路事業費負担金は2億8,503万円で、内訳は表の左から路線名、事業費、負担割合、市の負担金及び事業の概要をそれぞれ記載をいたしております。  次に、168ページの下の方の2.緊急地方道路整備事業費負担金から169ページの3.地方特定道路整備事業費負担金、4.ふるさとづくり事業費負担金、5.まちづくり特別対策事業費負担金、次の170ページの6.地域活性化事業費負担金までの、それぞれの内訳は表に記載のとおりでございます。  次に、翌年度繰越額でございますが、県が用地取得において日時を要したことにより県施行事業が年度内に完了しなかったことによる繰り越しでございます。繰越額の内訳は、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書の326ページをお開き願います。  まず、表の中ほど土木費の欄の上から5段目の道路県施行事業費負担金7,836万円は、国道324号など5路線、次の地方特定道路整備県施行事業費負担440万円及び次のふるさとづくり県施行事業費負担1,146万円は長崎南環状線、次の地域活性化県施行事業費負担560万円は国道206号及び499号に係るもので、以上4件で繰越合計は9,982万円となっております。  以上でございます。 30 田村委員長 ありがとうございました。これより、質疑に入ります。 31 毎熊副委員長 ちょっとお尋ねします。今、入札制度等が変わって、各事業部で昨年度も入札差金がかなり生じてきてると思うんです。そういう中で、結局、私ども一定の判断として、その事業において例えば追加工事を出すと、差金が生じた場合ですね、そういうもので処理をされているのか、そして、全体的に昨年度、平成15年度は入札差金というのは各部大体おおむねどれくらい、例えば平成12年度あたりと比べてどれくらいの入札差金が出てきたものか、そこら辺をつかんでおられれば、ちょっと教えてください。 32 松尾道路公園総務課長 私ども道路公園部につきましてお答え申し上げたいと思いますが、今、副委員長の方で幾ら入札差金があるかという総額については申しわけございませんが、今のところつかんでおりません。ただ、事業といたしまして枠でもらってるもの、例えば臨時地方道整備事業、これは枠で財政の方から予算をいただいております。これは、入札差金があれば順次新しい事業の方に、新しい箇所にまわしていくということで事業実績を上げてるところでございます。ただ、その他、事業で固定されてる補助事業等につきましては、これは、入札差金につきましては、そのまま凍結をする、あるいは新しく、例えば用地買収あるいは工事が延伸できるのであれば、そちらの方にまわしていくというような形で使っております。  以上でございます。 33 毎熊副委員長 そこら辺の運用については十分理解をしてるんですけど、ただ、私の方がちょっと知りたいのは入札差金これだけ大概、今、ゼネコンの分は別にして、普通、地場業者の分はほとんど82%、83%ぐらいで落札をされてると、そうすると事業部にそれだけ、それを今度は不用額をそれぞれその事業に充てて進捗を進めて行かれてるということは十分理解してるんですよ。だから、実質それで皆さんは不用額じゃないという判断をされるんでしょうけど、一つの工事に関してずっとやっぱりそれだけの、そのときの差金が出たもので新しい事業をやりましたよということになると思うんですよ、新しくその事業を進めたと、進捗させたと、別に割当てて、それは理解できるんですけど。  だから、そういうものがおおむねどれくらいあったか、要するに、今の公共事業の皆さんがそれぞれ発注されております公共事業の実質どういう経緯で、単価でやっておられるかそこら辺をちょっと知りたかったもんだから、あえて質問したわけですけど。皆さんの方から言えば不用額じゃございませんよと言われるけど、実質はその事業にそれぞれ充てていってるから、ほかの事業に回すわけにいかんでしょうから、その予算形態からですよ。これ、今すぐでなくてもいいですけど、できうれば少なくとも、平成16年度ぐらいは、皆さんもそういうもの各部で、一定僕は数値を確認しといていただきたいと思う。  そして、極端に言えば、もう一つ言えば、ここに不用額について6億8,850万円がこの監査意見書の中に出てますけど、こういうのはわかるんですけど、ただ、実質皆さんの事業部の中でそういうお金が入札差金が生じたものだから、こういうふうにまわしましたという、そういう総額が大体わかれば押さえとっていただければと思います。  それと、もう一つ基本的なことをちょっとお尋ねしますけど、斜行エレベーターと斜面移送システム、それぞれ年間維持管理費かなりの額が上がっておりますが、例えば一般市道4メートル幅員の一般市道のメートル当たりの管理費と、ここの管理費と比べれば相当何百倍の違いがあると思うんだけど、やはり逆に言えば、こういうものがふえれば維持管理費が極端にふえるということで、道路管理費はふえると思うんですけど、皆さんが今から今後もやっぱり一定どれくらいまで斜面移送システムは、今の財政事情から延伸できるかなと考えておられるか、ちょっとそこら辺のお考えがあれば教えてください。 34 溝口道路公園部長 先ほどの不用額については、若干精査をいたしまして、委員会の方にはご報告するということで、よろしくお願いいたします。  2番目の斜行エレベーターとリフトのご質問ですけども、リフトの維持管理費、それぞれの所管でちょっとお話をさせていただきます。 35 池田道路維持課長 道路維持課の方といたしましては、斜行エレベーターの維持管理をしておりますので、斜行エレベーターについてお答えいたしたいと思います。それから移送システムの方につきましては、道路建設課の方からお答えさせていただきたいと思います。  斜行エレベーターにつきましては、同垂直エレベーターについては、都市計画部の方から、所管替えをして私どもの方でやっております。平成15年度は、まだ斜行エレベーターしか移管されておりませんので、ここに計上してありますのは斜行エレベーターの分だけとご理解ください。  なお、斜行エレベーターにつきましては、若干ちょっと維持管理費が上がっておりますが、その理由といたしましては、どうしても斜行エレベーターが長い距離、密室で動くものですから、シルバー人材センターにガイドといいましょうか、警備を頼んでる関係上、若干維持管理費が上がってるというふうに考えていただければいいかと思います。  なお、斜行エレベーターにつきましては、当委員会でも前からお話ししておりますけども、莫大な経費がかかるということで、斜行エレベーターに類するものについては、今後整備は行わないというふうに決めておるところでございます。 36 円能寺道路建設課長 2点目の斜面移送システムの維持管理、それから一定どこまで延ばしていくのかという質問だと思います。  維持管理につきましては、具体的に申し上げますと、電気代が月に2,000円内でおさまっております。今回の決算でいきますと、天神が修繕料、それから保険料含めまして電気代等も含めまして約100万円、それから立山地区が、これが平成15年7月に供用した関係で9カ月弱でございます。これが84万円ほどの維持管理、合計で160万円ほど決算に出てまいっております。  それから、これからどこまで延伸していくのかという考え方でございますけど、これは、ひとつ物理的な問題がございます、幅員の関係がございます。こういった物理的な問題、それから地元の協力体制、この二つが大きな課題だろうと思います。  こういったものが、一定条件等が満たされれば、できるだけ延伸をしていきたいという考え持っておりますけれども、ただ、非常にゆっくり上りますので延長の制約等はございますけれども、そういったものの一定条件が整理できたところはなるべくその要望にこたえていきたいというふうな考え方をしております。  以上でございます。 37 溝口道路公園部長 今の道路建設課長がお話ししましたように、斜行エレベーターは非常にお金かかりますけども、リフトに関しましては、まだ始まって3年程度、まだ実績も浅うございます。ただ、比較的維持費が安いということもありますので、物理的に道路ができないところ等を含めまして、できるだけ設置をしていきたいというふうな考えを持っております。  後、4メートルの道路との比較については、ちょっと計算のしようがありませんので、ただ、先ほど課長言いましたように、電気代だけをとりますと月大体1カ所当たり2,000円程度ということは言えると思います。  後は、機器のメンテナンスとかそれは一つ定期的にかかるものとして考えた場合に、非常に安価ではなかろうかというふうな考えも持っております。  以上でございます。 38 板坂委員 ちょっと関連で教えてください。この移送システムは稲佐山にもありますよね、これはどこで出てくるんですか。 39 円能寺道路建設課長 お尋ねの稲佐山の斜面移送システムでございますけれども、この維持管理は、稲佐山公園の中で出てまいります。  以上でございます。 40 板坂委員 そしたら、後から出てくるということですね。 41 池本委員 出納室提出資料の79ページですけども、公園倒木の損害賠償金が出てるんですけど、結構大きなもんですから。これは、どういうあれなのか、後で出るんかな。 42 松尾道路公園総務課長 今お尋ねの千茶の木公園の倒木の損害賠償金じゃないかと思いますが、昨年の台風で千茶の木公園の千茶の木が倒れまして、隣地施設の家屋に被害を与えたという損害賠償でございます。これは公園費の方で出てまいるかと思います。川平でございます。 43 野口(達)委員 ひとつ教えていただきたいと思います。決算に係る主要な施策の成果説明書の160ページ、三原町浜平町線ですけれども、これは隣接する宅地、造成が何か縮小になってどうのこうのというのが新聞にも載っとったと思いますが、その後、三原の方からやり出したのが途中ストップして浜平の方から掘り始めたわけですけれども、その辺の現在の概要と進捗率、それから今後どれくらいかかりそうなのかを教えていただきたいと思います。 44 円能寺道路建設課長 三原町浜平町線につきましてのご質問でございますけれども、概要について説明をさせていただきます。  一つは、ご指摘のように開発の規模が縮小になりました。当初の開発面積が25ヘクタールから今回11ヘクタールということで、昨年の9月に開発の規模縮小が判明しました。このことから、いわゆる今までは住宅宅地関連の補助事業を含めた形で、単独事業も含めた形で進めておったんですけれども、いわゆる住宅宅地関連の採択要件に合わなくなったと、戸数で300戸以上、面積で16ヘクタール以上ということで、この採択要件を満たさなかったことによりまして、これが補助事業の終息ということになりまして、これは長崎県の公共事業再評価委員会に現地調査も含めまして3回ほど委員会に諮っております。  そして、ことし9月に当委員会から答申がございまして、中止やむなしということになりまして、補助事業の終息を迎えております。この件につきましては、新たに私どもは、また新たな補助メニューということで、これを事業そのものは継続していくという方針には変わりありませんので、新たな補助事業を今、国、県に協議をしております。  その中で今、一定、方向性が見え出してきたのは、江平地区の方の斜面地の事業、密集事業を行ってるんですけど、江平の方の4号線、谷あいの道路でございますけど、これを浜平に延ばしていくということで今よい方向で協議が調いつつございます。そういう補助事業をまた改めて採択をしていただくということで今、努力をしております。  それから、残事業でございますけれども、平成15年度までで約進捗率が事業費ベースで61%でございます。全体の事業費が約68億円ございますので、そういう意味では、あと40%でございますから、27億円近くの残事業がございます。  以上でございます。 45 麻生委員 ブルーの成果説明書の153ページの街路灯の件についてお尋ねをしたいと思いますけど、現在2万9,618灯ありますよね、街灯については相当な料金とか数もあるわけですけど、電気代はこれは一括して九電との契約なんでしょうか、それともなってると思いますけど、特別枠のそういう交渉はされてるんでしょうか。  それと、あと街路灯が今後年間308灯ということで、去年施行されてますけど、これは自治会要望としてはまだ数が多く上がってきてるんですけど、大体進捗状況はどのくらいまでなってるんでしょうか、その2点を教えてください。 46 池田道路維持課長 まず、街路灯の電気料についてでございますが、現在、長崎市の方でつけております街路灯につきましては、九電との契約で単価契約になっております。基本的には1灯当たり月に215円だと思います。おおむねそういうことでご理解いただきたいと思います。ほかのワット数が高いものについても、一定、九電との間で単価を契約してるということでございます。  それから、街路灯の新設の状況でございますが、平成14年度に当委員会におきまして、どうしてもやっぱり街路灯の積み残しがあるということで、附帯決議をしていただきまして、予算が平成14年度までは700万円の予算でございましたけども、平成15年度には若干の積み残しがあるということで1,500万円つけていただきまして、おおむね解消してきたところでございますが、いきなり平成16年度にまた700万円に下げられますと、要望も多いことでございますので、平成16年度は1,000万円つけていただいております。  ちなみに、平成15年度におきまして308灯つけまして、要望件数が約379灯ということで、約80%ぐらいの整備を図っているとこでございます。要望に対して80%の整備を行っているところでございます。  なお、一つの自治会から10も20も出される自治会もございますので、地域間のバランスをとるために件数につきましては、一自治会当たり5灯を限度ということで、20%につきましてはそういう要望件数が多いところ、あるいは距離間が短いところで、どうしてもやっぱりつけるには至らないというところで不採択にした部分が20%ほどあるということでございますので、おおむね満足していただいてるのかなというふうに、私どもとしては感じてるとこでございます。  以上です。 47 麻生委員 街路灯についてわかりましたけど、今、都市計画の方で実はナトリウム灯の設置をされてますよね。街路灯とナトリウム灯の今後のバランスといいますか、ある予算的な問題もナトリウムは高いもんですからあるでしょうけど、都市景観の状況からいうと、ある程度ナトリウム灯が光がとおりますし補充も結構あるんじゃないかと思うんですよね。機器の寿命といいますか、そういった意味での計画的な試行的なことは両部で検討はされてはないんでしょうか。そういった意味での街路灯の要望があっても、そういう景観の状況からナトリウム灯を施行するとか、そういう考えはないんですか。 48 池田道路維持課長 ナトリウム灯については、後でまた出てくるとは思うんですが、私どもの方で依頼工事を受けておりますので、私どもの方からちょっとお答えできるものについてはお答えしたいと思います。  ナトリウム灯につきましては、都市景観課の方が今、所管でやっておりますが、道路維持課の方で依頼工事を受けてやっております。平成15年度から平成17年度までの3カ年におきまして、都心部、あるいは西坂、浜平、あるいは稲佐周辺で集中的にナトリウム灯化を図っておるところでござます。現在、そういうとこで集中的に都心部でナトリウム灯化を図っているところでございますが、周辺部におきましても、特に道路照明灯、横断歩道に設置する水銀灯なんかにつきましては、200ワットぐらいございますけども、それにつきましては、現在、水銀灯よりもおっしゃるように維持管理費が安いとか、あるいはちょっと明るさが保てるとかいう問題もございますので、そういう道路照明灯につきましてはナトリウム灯に切りかえてるとこでございます。  なお、一般の住宅の付近につけております一般の街路灯につきましては、従前どおり通常の蛍光灯でいきますが、地域性、場所性を考えながら、必要な場所についてはナトリウム灯化を図っていきたいというふうに思っているとこでございます。  以上です。 49 田村委員長 ほかにありませんか。  質疑を終結します。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時30分=           =再開 午前11時32分= 50 田村委員長 それでは、委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第3項河川費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 51 溝口道路公園部長 第8款土木費第3項河川費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書158ページから161ページ、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書171ページから175ページ、ピンクの表紙の歳入歳出決算資料78ページから79ページ、黄色の表紙の審査意見書61ページに記載をいたしております。  まず、事項別明細書158ページの中ほどに、第3項河川費の合計額が記載されておりますが、そのうち、職員給与費を除いた道路公園部所管分といたしましては、予算現額4億7,672万1,000円、支出済額4億4,986万4,686円、翌年度繰越額2,036万円、不用額649万6,314円でございます。不用額の主なものにつきましては、ピンクの歳入歳出決算資料の79ページの主な不用額の説明欄、道路公園部の(1)に記載しておりますとおり、単独急傾斜地崩壊対策事業費において工事等の入札差金が生じたことにより工事請負費に不用額が生じたものでございます。  次に、翌年度繰越額につきましてご説明いたします。  ブルーの主要な施策の成果説明書、後ろの方の326ページの下から7行目に記載しておりますとおり、急傾斜地崩壊対策県施行事業費負担において平成15年度分として予定しておりました県施行事業12カ所のうち9カ所の事業が年度内に完了しなかったことに伴い、2,036万円を繰り越しております。主な支出の説明につきましては、道路公園総務課長より説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。 52 松尾道路公園総務課長 それでは、ブルーの主要な施策の成果説明書171ページをお開きいただきたいと思います。  主な支出の内容といたしまして、中ほどの第2目河川改良費についてご説明申し上げます。  まず、河川の整備等につきましては、1.都市基盤河川改修事業費において、江川川の改修を実施したほか172ページでございますが、2.住宅宅地関連公共施設等総合整備事業費及び3.住宅市街地整備総合支援事業費において、大井手川の改修等を行っております。  次に、緊急を要する生活関連河川の整備を図るため、4.臨時河川等整備事業費において、普通河川稗田川ほか19河川の改良を行いました。  また、173ページ下の方でございますが、5.自然災害防止事業費において、地域防災計画による災害危険区域の災害発生の予防、災害拡大防止を図るため、普通河川門田川ほか3河川の改修を行っております。  次に、174ページでございますが、急傾斜地崩壊の発生、拡大を防止するため、6.急傾斜地崩壊対策事業費において、川上地区ほか4カ所の急傾斜地崩壊対策工事を実施いたしました。  以上でございます。
    53 田村委員長 これから、質疑に入ります。ありませんか。  質疑を終結します。  次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 54 溝口道路公園部長 第8款土木費第4項港湾費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書160ページから161ページ、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書176ページから177ページ、ピンクの表紙の歳入歳出決算資料78ページから79ページ、黄色の表紙の審査意見書61ページから62ページに記載いたしております。  事項別明細書の160ページの中ほどに、第4項港湾費の合計額が記載されておりますが、職員給与費を除いた道路公園部所管分といたしましては、予算現額8億1,777万6,000円、支出済額7億743万4,698円、翌年度繰越額7,093万400円、不用額3,941万902円でございます。不用額の主なものといたしましては、ピンクの歳入歳出決算資料の79ページの主な不用額の説明欄、道路公園部の(1)に記載しておりますとおり県施行事業費負担金が予定を下回ったことにより不用額が生じたものでございます。  次に、翌年度繰越額につきましてご説明いたします。  ブルーの主要な施策の成果説明書326ページでございます。下から6行目に記載しておりますように、港湾県施行事業費負担において、県施行事業が年度内に完了しなかったことに伴い、負担金7,093万400円を翌年度に繰り越しているところでございます。  以上でございます。 55 田村委員長 それでは、これより質疑に入ります。  質疑を終結します。  理事者交代のため暫時休憩をいたします。           =休憩 午前11時39分=           =再開 午前11時43分= 56 田村委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。なお、第5項都市計画費の審査につきましては、所管部局が多岐にわたっておりますことから、まず、都市計画部及びまちづくり部が所管します第1目から第3目、第7目及び第8目の理事者説明、質疑を行い理事者交代後、上下水道局及び道路公園部が所管します第1目及び第4目から第6目の理事者説明、質疑の2回に分けて審査したいと考えておりますが、これでよろしいでしょうか。  ご異議がないので、そのように進めさせていただきます。  それでは、第5項都市計画費のうち、都市計画部及びまちづくり部が所管します第1目から第3目、第7目及び第8目の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 57 増崎都市計画部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費のうち、都市計画部所管についてご説明いたします。  白色の表紙の事項別明細書160ページから169ページ、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書178ページから208ページ、黄色の審査意見書60ページから63ページ、ピンクの決算資料は78ページから81ページにそれぞれ記載をいたしております。  第5項都市計画費のうち、都市計画部所管につきましては、第1目都市計画総務費、第2目都市開発費、第3目街路事業費、第7目いこいの里費、第8目県施行事業費負担金で、都市計画部所管分の合計は、予算現額45億1,098万8,560円、支出済額37億4,677万8,152円、翌年度繰越額6億6,743万5,000円、不用額は9,677万5,408円でございます。  決算の概要につきましては、都市計画総務課長から説明をさせていただきます。 58 青木都市計画総務課長 それでは、第5項都市計画費のうち、都市計画部所管の決算の概要につきましてご説明いたします。  主な支出の内容につきまして、青色でございます主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。  178ページをお開きください。  まず、第1目都市計画総務費でございます。主な事業といたしましては、1の都市計画推進費におきまして(2)長崎駅周辺地区区画整理事業調査費の1,210万928円は、連続立体交差事業との調整を図りながら土地区画整理事業の都市計画決定に向けて調査委託等を実施したものでございます。  次に、2.都市交通対策費といたしましては、次の179ページの中ほどに記載がございます(4)駐車場事業特別会計繰出金4億1,593万1,172円は、一般会計から駐車場事業特別会計へ収支不足額等につきまして繰り出したものでございます。  なお、詳細につきましては、別途ご審議いただくことになっております駐車場事業特別会計歳入歳出決算の中でご説明させていただきます。  次に、(7)公共交通空白地域対策費の494万6,449円は、北大浦地区及び金堀地区におきまして実施いたしました乗合タクシーの試行実験の赤字補てんに係る補助金などでございます。  なお、丸善団地地区及び矢の平・伊良林地区の運行に係る収支は黒字であったため、赤字補てんに係る補助金の支出がございませんでした。  次に、(8)共通バスカードシステム整備費の1,423万4,000円は、国の補助により県内本土の5社のバス事業者が行う路線バスの共通バスカードの導入に対し県及び県内54市町が応分の負担割合によって補助したものでございます。なお、本事業は平成13年度から3カ年計画で実施しており、平成15年度をもって完了いたしております。  次の、(9)コミュニティバス運行費634万268円は、市民の利便性の向上と中心市街地の活性化を図るため都心部を循環するルートで運行しておりますコミュニティバス「らんらん」の運行費補助金など、その運行に要する経費でございます。  次に、(11)一番下段でございます、地方バス路線維持対策費補助金の165万2,000円は、国の地方バス路線維持に係る補助制度に基づき、国、県と協調して補助したもの及び国の補助制度の見直しに伴い、補助対象外となった生活バス路線の運行を維持するため、県の暫定補助制度に基づき、県と協調してバス事業者へ補助を行ったものでございます。  続きまして、180ページをお開き願います。  3.新幹線対策費の727万6,300円は、県及び県内各市町村並びに議会など419団体で構成いたしております長崎新幹線建設期成会への負担金などでございます。  次の、4.景観対策費1,255万2,589円は、(1)の都市景観対策費及び(2)屋外広告物対策費に係るものでございまして、歩行者向けの誘導サインの設置や違反広告物の除却に要した経費のほか事務費等でございます。  続きまして、6の九州横断自動車道長崎大分線関連事業費9,374万5,169円は、日本道路公団による長崎大分線の市内延伸の建設を促進するため、地方協力として県と共同して側道の建設、流末排水路及び広場などの整備を行ったほか、地元還元施設としての集会所建設に対する補助金等に係るものでございます。  次に、181ページの8.コミュニティバス購入費(コミュニティバス「らんらん」4台)706万4,400円は、平成14年度まで借り上げにより運行いたしておりましたコミュニティバス「らんらん」をリース期間が満了したことにより購入したものでございます。  次に、9.超低床式路面電車導入事業費補助金5,500万円は、交通バリアフリーの推進を図るため、国の補助制度に基づき事業者が実施する車両導入事業について補助したものでございます。  次に、10.ナトリウム灯活用夜景魅力アップ事業費1,417万5,000円は、観光資源としての夜景の魅力アップを図るとともに快適なまちづくりを推進するため、都心地区の街路灯を水銀灯などからナトリウム灯へ変更したものでございます。  続きまして、182ページをお開きいただきたいと思います。  第2目都市開発費であります。都市計画部所管分といたしましては、1の開発指導行政費の234万8,345円でございますが、主なものといたしましては、開発行為許可等に要する事務費でございます。  続きまして、190ページをお開き願います。  第3目街路事業費につきましては、決算額18億6,430万373円となっております。主なものといたしましては、まず、2の住宅市街地整備総合支援事業費1億9,600万円は、住吉町高田郷線に係るものでございます。  次の、3.まちづくり総合支援事業費2億1,200万円は、常盤町大浦元町線に係るものでございます。  次に、191ページの4.緊急地方道路整備事業費7億3,600万円は、(1)小ケ倉蛍茶屋線及びその下に記載がございます(2)新地町稲田町線に係るものでございます。  次に、192ページをお開きいただきたいと思います。  5.地方特定道路整備事業費6億7,872万円は、(1)住吉町高田郷線から194ページの(9)、下段の方に記載をいたしております(9)中通り線までの9路線に係るものでございます。  次に、195ページの6.歩行者支援システム整備事業費3,533万円は、南大浦地区の垂直エレベーターに係るもので、前年度からの繰越分でございます。  なお、参考までに申し上げますと、主な路線の平成15年度末までの事業費ベースにおける進捗率は、資料には記載はいたしておりませんが、住吉町高田郷線が77%、常盤町大浦元町線58%、小ケ倉蛍茶屋線81%、新地町稲田町線11%、片淵町松ケ枝町線75%、中通り線の伊勢町工区は34%となっております。  続きまして、204ページをお開きいただきたいと思います。  中ほどに記載をさせていただいております第7目いこいの里費についてでございます。  決算額1億3,555万2,114円は、長崎市いこいの里に係る維持管理費及び施設整備等に要した経費でございます。主な支出の内容といたしましては、まず、1のあぐりの丘体験費といたしまして546万9,037円を支出しております。これは、料理体験教室や収穫体験など各種の市民参加の体験事業の開催に要した経費でございます。参加者の合計は資料に記載がございますように約5万5,000人でございました。  次に、205ページの2.あぐりの丘運営費の1億1,937万3,530円は、花畑の管理や敷地内の除草など園内の維持管理及び動物の飼育等に要した経費でございます。  次に、3.いこいの里整備基本計画策定費110万8,487円は、いこいの里の約180ヘクタールの未着手区域についての施設整備の基本計画を策定するに当たり市民から広くご意見をいただくために設置いたしました懇話会の運営に要した経費でございます。  次に、4.いこいの里整備事業資金利子補給補助金960万1,060円は、あぐりの丘の開設にあわせまして、(株)ファームが園内で各施設を整備する際の借入金7億5,000万円のうち、5億円に係る利子返済に対する補助金でございます。  次に、206ページをお開きいただきたいと思います。  第8目県施行事業費負担金についてご説明いたします。  決算額は10億4,534万円で、県が施行いたします街路事業費等に対しまして地元負担として本市が支出したものでございます。  事業の内容等につきましては、206ページの1.街路事業費負担金1億7,562万円、2の緊急地方道路整備事業費負担金4億616万円、それから207ページの3.地方特定道路整備事業費負担金4億1,256万円、4のまちづくり特別対策事業費負担金3,000万円、5の電線類地中化事業費負担金700万円、そして、次の208ページでございますが、6.長崎駅周辺連続立体交差事業費負担金1,400万円まででございます。  なお、内容につきましては、事業ごとに路線名、事業費、負担割合、市の負担金、事業の概要をそれぞれ記載いたしております。  次に、翌年度繰越額につきましてご説明いたします。  同じく、青色の主要な施策の成果説明書326ページをお開きいただきたいと思います。  繰越額の内訳につきましては、表の下から5段目になります九州横断自動車道長崎大分線関連事業が、日本道路公団が行っております橋脚工事の工程上、側道整備工事を一時中断したことなどにより、年度内の完了ができなかったため、2,665万5,000円を繰り越しております。  また、街路事業費においては、用地取得に係る移転などに日時を要したことなどによりまして、次の327ページの表の上から4段目になりますが、住吉町高田郷線住宅市街地整備総合支援事業の2,500万円から、4段下になりますけども常盤町大浦元町線地方特定道路整備事業の880万円までの5件で、記載はございませんが合わせまして合計2億4,210万円を繰り越しております。  また、県施行事業費負担においては、県が用地取得において日時を要したことなどにより年度内の完了ができなかったため、市の負担金を繰り越したもので、繰越額の内訳は、同じく327ページの土木費の欄の下から4段目になりますが街路県施行事業費負担の6,828万円から3段下の長崎駅周辺連続立体交差県施行事業費負担の400万円までの計4件、これも記載がございませんが合計3億9,868万円を繰り越しております。  次に、不用額についてご説明をさせていただきます。ピンク色の決算資料の78、79ページをお開きいただきたいと思います。  第8款土木費第5項都市計画費におきまして、主な不用額の説明欄の下の方にになりますが、都市計画部に係る分といたしましては、(1)から次の81ページの(8)までに記載されておりますとおりでございます。  また、予備費からの充当につきましては、資料が前に戻りますが、同じ資料の79ページの右下に記載いたしておりますように、公務中の交通事故に対する損害賠償金として34万円を充当いたしております。  引き続きまして、お手元の方にお配りいたしております都市計画部提出の委員会資料のうち、コミュニティバス関連の資料につきまして、担当の交通企画課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 59 林交通企画課長 コミュニティバス運行費及びコミュニティバス購入費につきまして、提出資料に基づきましてご説明いたします。  資料1ページでございます。  コミュニティバス「らんらん」の利用状況でございます。上段の利用状況の表でございますが、平成15年度は一日平均の利用者が369人でございました。黄色の部分は平成16年度の10月までの一日平均利用者でございますが436人で、前年度同月比で約1割程度増加をいたしております。なお、採算ラインは一日当たり約560人でございます。  次に、下の方の表につきましては、平成11年度からの収支状況を記載いたしております。表の左側が当該年度の運賃収入1)で、中央部が支出2)、一番右の欄に収入から支出を引いた収支を赤文字で示しております。このうち括弧書きが長崎バスへの補助金でございます。  下から4段目の平成15年度におきましては、運賃収入1,533万8,000円に対し支出は2,874万3,000円となっており、差額の1,340万5,000円が市の負担となっております。  支出のうち、バス借上料につきましては、平成15年度にリースしていた車両を残存価格で購入したため、平成14年度に比べて右端赤文字の市の負担額が1,645万5,000円の減となっております。  また、括弧書きで示しております長崎バスへの補助金は、平成15年度597万5,000円で、運賃収入の増加により平成14年度に比べ約190万円の減となっております。  2ページをごらんください。  支出の内訳でございます。まず、コミュニティバスの運行費でございますが、上段の表のアのコミュニティバス運行費補助金につきましては、先ほどご説明いたしましたとおり、平成15年度決算額597万4,681円で、運行経費から運賃収入を引いた残額を補助したものでございます。  イの事務費につきましては、決算額36万5,587円で、消耗費、広告料にかかる経費でございます。その下にあります表は長崎バスの運行経費の内訳でございます。  次に、コミュニティバス購入費でございますが、決算額706万4,000円で、リースしていた車両4台分を残存価格で購入した費用でございます。購入の理由といたしましては、平成15年度も引き続きリースした場合の費用が約900万円であったため、車両の残存価格で購入したものでございます。  次の3ページは、年度別、月別の利用実績の推移でございます。「らんらん」につきましては、本委員会におきまして、これまで事業内容や車両の調達方法初め多くのご指摘をいただいております。特に平成13年3月議会におきましては附帯決議もいただいております。今後とも議会でのご審議を踏まえながら利用促進に努めてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 60 田村委員長 ありがとうございました。  お昼に議運がございますので午前中の審議はこれまでとし、午後1時から再開いたします。  暫時休憩します。           =休憩 午後0時4分=           =再開 午後0時59分= 61 田村委員長 それでは、委員会を再開いたします。  次に、まちづくり部の説明を求めます。 62 佐藤まちづくり部長 第8款土木費第5項都市計画費のまちづくり部所管分につきましてご説明いたします。  その内容につきましては、お手元の白の事項別明細書160ページから165ページ、ブルーの主要な施策の成果説明書182ページから189ページ、ピンクの歳入歳出決算資料80ページから81ページ及び黄色の審査意見書60ページから63ページに記載いたしております。  それでは、白の事項別明細書の160ページから165ページをごらんください。  160ページの第8款土木費第5項都市計画費でございますが、予算現額184億9,352万5,189円、支出済額170億6,173万2,253円、翌年度繰越額11億3,126万3,000円、不用額3億52万9,936円のうち、まちづくり部所管分といたしましては160ページから163ページの第1目都市計画総務費で163ページの備考欄2の交際費と7の事務費及び164ページから165ページの第2目都市開発費で、備考欄3のまちづくり推進費から16の単独東長崎都市改造事業費まででございます。これらを合わせまして予算現額32億5,153万9,011円、支出済額26億9,662万114円、翌年度繰越額4億2,317万8,000円で1億3,174万897円の不用額が生じております。不用額の主なものにつきましては、ピンクの歳入歳出決算資料81ページ、主な不用額の説明欄のまちづくり部(1)から(6)までにそれぞれ記載のとおり不用額を生じております。  次に、予備費充当につきましてご説明いたします。  同じく、ピンクの歳入歳出決算資料81ページの主な予備費充当の説明欄のまちづくり部に記載のとおり2件の訴訟委託の着手金として予備費を充当しております。  次に、翌年度繰越額につきましてご説明いたします。  第5項都市計画費の翌年度繰越額11億3,126万3,000円のうち、まちづくり部所管といたしましては、4億2,317万8,000円でございます。
     このことは、ブルーの主要な施策の成果説明書の326ページから327ページにも記載いたしておりますが、この主要な施策の成果説明書の326ページの下から4番目の立山地区斜面市街地再生事業からその下の十善寺地区、稲佐・朝日地区斜面市街地再生事業までにおきまして、関係機関との調整に日時を要し整備計画の大臣承認がおくれたことにより事業計画作成委託が完了できなかったことや地元などとの調整に日時を要したことにより工事が完了しなかったことなどにより、立山地区において800万円、十善寺地区におきまして2,267万8,000円、稲佐・朝日地区におきまして330万円を繰り越しいたしております。  次に、その下の矢上地区東長崎都市改造事業から327ページの上から3番目の平間・東地区緊急地方道路整備事業までは、東長崎矢上地区及び平間・東地区土地区画整理事業にかかわるものでございます。  矢上地区東長崎都市改造事業及び矢上地区緊急地方道路整備事業におきましては、地権者との換地交渉及び建物移転補償交渉に日時を要し工事が完成せず、換地処分図書等作成委託が完了しなかったことなどによりまして、それぞれ1,410万円及び2億4,600万円を繰り越したものでございます。  また、平間・東地区東長崎都市改造事業及び平間・東地区緊急地方道路整備事業におきましては、国や県などの関係機関との調整に日時を要したことにより事業計画変更の認可がおくれたため換地設計書等作成委託が完了できなかったことや、地権者との換地及び建物移転補償交渉に日時を要したため工事が着手できず、それぞれ870万円及び1億2,040万円を繰り越しいたしております。  詳細につきましては、まちづくり総務課長よりご説明いたします。よろしくお願いします。  以上でございます。 63 小森まちづくり総務課長 それでは、お手元のブルーの主要な施策の成果説明書182ページから189ページをもとに、その主なものについてご説明いたします。  まず、182ページの第2目都市開発費の2.まちづくり推進費におきまして、(1)委託料といたしまして、まちづくり意識の啓発普及を図るためナガサキ市民まちづくり大学ノウハウ講座を2回に分けて開催いたしました。  また、まちづくりガイドブックも作成しております。  (2)のまちづくり研修会等開催費といたしましては、既存のまちづくり団体の活動を支える人材を育成し、新たなまちづくりの発意を促すためにまちづくり専門家育成プロジェクト、再生まちづくりシンポジウムながさきを開催し、それぞれ参加者といたしましては183名及び120名の参加者を得て関心の高さを示しております。  (3)のまちづくり団体活動費補助金でございますが、立山地区のまちづくり協議会ほか3協議会に対し団体活動の活性化を図るため、活動の経費に対し助成を行いました。  次に、3.斜面市街地再生事業費におきまして、(1)の狭あい道路整備計画といたしまして、水の浦地区において、斜面市街地における狭あい道路整備の基礎調査・基本計画策定を行っております。  次に、4.唐人屋敷顕在化事業アドバイザー運営費といたしまして、唐人屋敷顕在化事業における施設整備・まちなみ整備等について専門的見地からの助言を受けるため4回のアドバイザー会議を開催いたしました。  次に、5の唐人屋敷顕在化事業整備推進費といたしまして、事業を計画的に推進していく上で中長期の整備方針を立案するために、アの唐人屋敷顕在化事業整備計画策定委託を、また、唐人屋敷地区内の市場について都市計画道路新地町稲田町線の街路事業に伴う市場再編及び活性化に向けた調査、検討を行うため、イの唐人屋敷市場活性化計画作成委託を行いました。  次に、6の唐人屋敷通りまちなみ整備助成金といたしまして、広馬場商店街から唐人屋敷地区へ至る都市計画道路新地町稲田町線の沿線の整備とあわせて民間建物前面のまちなみ整備を図り、視覚的に往時の雰囲気をかもし出すようなまちなみ形成を図るため、建物前面の修景に要する費用の一部を1件分助成いたしました。  次に、7の市街地定住促進対策費といたしまして、ア及びイのまちづくりホームページのデータ更新や市民への事業の周知と理解を深め今後のまちづくりに生かすため、定住促進のパンフレットを作成いたしました。  また、本市の既成市街地を対象に定住促進を図るため、都市居住の促進の誘導につながるような基本的な方針の検討や具体的な定住促進を進めるとともに、市街地整備に関する今後の課題を明らかにすることを目的としたウに記載している市街地定住促進検討調査を行いました。  次に、183ページから186ページでございますが、8の斜面市街地再生事業費といたしまして、(1)から(7)までございますけれども、それぞれ十善寺地区、江平地区、稲佐・朝日地区、北大浦地区、南大浦地区、水の浦地区及び岩瀬道・立神地区におきまして、斜面市街地の住環境の向上を図るため、生活道路の整備と周辺の民間木造老朽住宅の建てかえを促進するための建替促進事業計画の作成や用地買収、建物移転補償など記載の事業を行いました。  なお、183ページの江平地区におきましては、事業の実施により地域住民の憩いの場となる江平地区児童遊園を完成させました。  次に、186ページ9の市街地再開発事業費でございますが、旭町地区の拠点となる施設を整備し活性化を図るため工事等に必要な経費等の一部に対し補助を行い、A街区として地上28階地下1階の高層棟、地上13階の中層棟合わせて194戸及び地上10階の駐車場棟が本年平成16年3月に完成いたしました。  なお、地上8階地下1階建て31戸のB街区の建物は、既に昨年の平成15年3月に完成しております。  10月現在の入居率は、A、B街区合わせて約87%であります。  次に、東長崎土地区画整理事業に係る分といたしまして、186ページの10.東長崎都市改造事業費、187ページの11.緊急地方道路整備事業費、188ページの12.地方特定道路整備事業費及び189ページの13.ふるさとづくり事業費に記載のとおり、矢上地区及び平間・東地区におきまして、土地区画整理事業を行ったところでございます。  これによりまして、東長崎矢上地区土地区画整理事業の進捗率は事業費に換算いたしまして平成15年度末で97.9%でございます。また、平間・東地区土地区画整理事業は平成15年度末で3.6%でございます。  以上でございます。 64 田村委員長 はい、ありがとうございました。  それでは、質疑に入りたいと思います。 65 麻生委員 今さっきありました最後の186ページですね、決算に係る主要の件で旭町地区の市街地再開発事業が約16億円近くありますよね。これは、総工事費が大体どのくらいの投下をされた分ですか。それで、何割の補助をされてるんですか。全体の投資額の実態と市が持ち出して補助してる状況を教えてもらえませんか。 66 片山市街地整備課長 旭町の再開発事業でございますが、総事業費が約93億円ほどでございます。市の補助としましては、補助対象額の6分の1が市の補助額になります。国の補助が3分の1、県の補助が6分の1市が6分の1ということで、国・県・市合わせて補助対象額の3分の2が対象となってます。  以上でございます。 67 麻生委員 旭町の今、ビルも建って大きくマンションとコミュニティ含めてできておるんですけど、これにさっき居住区の問題もありましたけど、全体の居住の状況とか、まちとしての総人口といいますか、そういう方たちは大体何名ぐらいおられるのか、ちょっとわかる範囲でいいですから教えてもらえませんか。現在のマンションの入居率だとか。 68 片山市街地整備課長 現在、225戸のうち約87%が入居をいたしております。人口にしまして約500人ほどの方がお住まいになっております。  先ほど、説明した補助の件ですが、総事業費93億円のうち、補助対象になる施設としましては共用部分の施設あるいは駐車場、広場の整備等が補助の対象になります。  以上でございます。 69 池本委員 その中で、出納室の81ページにあるんですけども市街地再開発事業費、恐らく設計変更なんかしたんだろうと思うんですけど、これ6,600万円と大きな数字のもんですから。これは、どういうふうな要因でこうなったのか。 70 片山市街地整備課長 不用額の理由の説明でよろしいですね。当初、店舗部分につきましては全体を空調する大型の空調設備を計画しておりましたが、店舗の入居状況等が不確定の部分がございまして、その部分は小さい小型の空調施設に変更をして減額になった部分と、それと建物の屋上に児童遊園といいますか緑地を整備しております。この緑地の整備がおくれたために、この部分が補助対象から外れて、再開発組合がその分の補助申請をしなかったことによる減額でございます。 71 麻生委員 別件ですけど、実は同じ186ページの東長崎都市改造事業費の関係で矢上地区と平間・東地区の件でお尋ねしたいと思います。矢上地区は多分、平成17年の初めで全部仮換地とか全部処理が終わると思いますので、その進捗状況がうまくいっててるかどうか、来年が完了で清算払いという状況を聞いてます、それでその進捗状況がうまくいったかどうか。  あと1点は、平間・東地区ですね。これは、先ほど話が出てましたように、減歩率の問題で相当今てこずってると思うんですけど、それでおくれてるという話だと思いますけど、現在の状況と今後の見込み、現状住民の方々がどういう形でされてるのか、ちょっとそこら辺を細かく教えてもらえませんでしょうか。 72 中川東長崎土地区画整理事務所長 1点目の矢上地区につきましては、委員ご指摘のとおり、一応平成17年度に換地処分を行う予定でございます。その換地処分につきましては、清算金等の算定がございますけれども、新たに評価員の選定を行いまして、昨日、評価員会議を開いております。あと、今年度評価員会議を開きながら、換地処分に向けて進めていきたいと思っております。  それから、平間・東地区の状況でございますが、昨年の平成15年の11月から12月にかけまして、仮換地(案)の仮の供覧を行ったわけでございます。それから、その仮換地(案)の供覧に対して各権利者の方からたくさんの要望をいただいております。その要望につきまして見直しを行いまして、新たにことしの平成16年の7月から8月にかけまして仮換地(案)の縦覧を行いました。  それにも、また各権利者の方からいろんな要望等が出ております。現在、その要望等の見直し作業を行ってるところでございます。  地元の状況でございますけれども、ことしの3月に反対者の会というところから減歩率の問題等々で陳情があっております。それにつきましては、その代表の方と私どもの事務所の方と週に1度くらいずっと電話で連絡をとっておりまして、昨日もご本人さんとお会いいたしまして、今後お話し合いを続けていくということで、今現在その日程調整をさせていただいてるところでございます。  以上でございます。 73 麻生委員 矢上地区の件についてはわかりました。ただ、平間・東地区の件について、実は、これもこの前、市長を囲む会があったところで話があって、個人的な話ですけどということで一部断りを言われて発言があった件を、ここで述べるべきかどうか悩んだんですけど、逆に言えば、予算もついてて現状は進んでる中で、東長崎地域の住宅状況が、逆に言えば宅地と含めた地域が多いもんだから、東長崎のこの区画整理事業がいかがなもんかというこの話の中で、私見も述べられた件もあったもんですから、そういったことで、逆に言えば、反対派の皆さんの考え方を助長する面もあったのかなという心配してるところなんですけど。  それと合わせて減歩率でいえばまだ高いということで、まだ反対側の平間地区よりはこの東町の清藤関係の皆さんたちの状況、結束が強いと思うんですよね、そこら辺のご理解いただくための努力はどういうふうにされてるのか、ちょっとそこら辺のことも教えてもらえませんでしょうか。 74 中川東長崎土地区画整理事務所長 先ほども申しましたけれども、ことしの7月末から8月にかけまして、仮換地(案)を一度供覧したものを再度見直しまして、それで新たに縦覧にかけております。  そのときに、権利者の方の半分の方たちは縦覧においでになっていらっしゃいます。その中で、いろいろ権利者と職員がずっと話し合いを持ちまして、その中でいろんな要望等が出ております。例えば、今の面積をもう少しふやしてほしいとか、換地先の位置を少し変えてほしいとか、そういう話もあっております。中にはその減歩率が高いという話もあっておりますけれども、それにつきましては、減歩率の仕組み等についてご説明を申し上げさせていただきまして、ご理解をいただくように努力をいたしております。  以上でございます。 75 麻生委員 私があえてお話ししたのは、実際、平成14年度から始まったこの平間・東地区の事業が平成23年まで予定されてる状況なんですけど、今、進捗状況を言ったら多分終わらないんじゃないかという心配もするわけですよ。そういう予算的なものも含めて、一応国の予算もついてますけど、厳しい状況ですから、どうなるか先々の問題もですね、だから、進捗状況の中で、やはり皆さん誠意を持って事を進めてもらわにゃいかんのかなと思ってるところなんですよ。やはり皆さんに対して、よく説明をしていただければと思ってるんですよ。現状としては、やはり仮換地の問題とか含めて、減歩率が結構出る人もおられますから状況によっては。やはり納得いく説明をきちっと市の方で対応してもらうということが、逆に言えば繰り越しの予算が結構多いもんですから、この東長崎地区の状況が、そこら辺しっかりお願いしたいなという要望を入れて終わります。 76 板坂委員 いこいの里費、ちょっとお伺いをしたいんですが、成果説明書の205ページです。このあぐりの丘運営費で、委託料、これが4,950万円ですか、いこいの里費の相当の金額を出しとるんですが、園内除草委託、花壇管理委託、花畑管理委託、ここはどういう業者に委託をしとるのか、そしてここの業者に決めた、例えば入札をやったんですよとかいろいろあるじゃないですか、その決めた経緯、そして何年契約でしとるのか教えていただけますか。 77 大久保いこいの里事務所長 ただいまの除草関係、また花壇管理、花畑管理関係でございますが、これは指名競争入札、各7社でやっております。それと、契約としましては1年契約でございます。  以上でございます。 78 板坂委員 まず、地元なのかどうなのか、それで、指名競争入札をやったんであれば1年でずっとかえていくんですか。 79 大久保いこいの里事務所長 契約自体は1年で交替ということで、地元業者をすべて選んでおります。  以上でございます。 80 板坂委員 これ1年ごとに入札をやって、相手は生き物ですよね。それでうまくいきますか。  例えば、1年目入札をやったということであれば、あとの2年は随契とかね、そういう方法をとらんとだめじゃないんですか。私は、今まで言ってることと違うかもわかりませんが、こういう委託業務というのは、やはり3年間その業者に任せんとだめじゃないかなと思うんですが、今から先も、そしたら1年ごとに入札をやっていくんですか。 81 大久保いこいの里事務所長 委員ご指摘のとおり、一応園内の管理としましては、花の苗を植えたり種を蒔いたりということで、ちょうど年度がわりで花の状態といいますか、それが咲くころになったりとかしておりますので、年度当初から契約をしまして年度いっぱいを1年間という形で契約をさせていただいております。それで、今後ともこの契約は続けていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 82 板坂委員 あなたはさっき1年ごとに入札をやりますと言うたじゃないですか。だから、私は心配して言いよるんですよ。だから、こういう委託業務というのは、1年ずつでずっと業者がかわる、それはまずいんじゃないですかということで、私はあなたの答弁を受けて言いよるんですよ。それを、今になっていやそういうことで引き続きやっていきたいと思いますって、どういう意味ですか、それは。わかるように説明してくださいよ。 83 大久保いこいの里事務所長 説明が言葉足りずで申しわけございません。契約自体は1年ということでやっていきたいというふうに考えております。先ほど申しましたように、花の苗とかそういうものを植えた段階で、契約期間としまして、約1年間を持ちたいということでございます。  以上でございます。 84 板坂委員 はっきり言うたらいいじゃないですか。3年、後の2年は随契で3年なら3年同じ業者に任せたいと思いますとかはっきり言うたらいいじゃないですか。それはわかってますよ、それは1年契約というのは、だれでも。後の2年は随契でやりますとか5年間は同じ業者に任せたいと思いますとか、そういう答弁が何で出てこんのですか。 85 大久保いこいの里事務所長 現在、1年単位で平成13年度から毎年やってるわけでございますが、これで何か支障があるかということになれば今現在のところ支障がございませんので、この形態を続けていきたいと考えております。  以上でございます。 86 板坂委員 あなたの今の答弁を聞いとけば、10年も20年も同じ業者でやりますという感じにしか受けとれんのですよ。随契というのは、私どもはこれは5年も10年もはだめですよと、しかし、特殊な委託業務に関しては、ある程度の年数はいいじゃないですかという、こういう基本的な考え方を持っとるんですよ。これを、ずっと続けていきたいと思いますと、何年続けるんですか。 87 大久保いこいの里事務所長 説明不足で申しわけございません。指名競争入札自体を毎年続けていきたいということでございます。 88 板坂委員 ということは、あなたは談合をしてくださいということですか、それは。そういうことですか。そして、同じ業者にとってもらうということですか。そんな話がどこにありますか。こういう委託業務というのは、いいじゃないですか、3年なら3年、5年なら5年という期限を切ってやっていいじゃないですか。毎年指名をやって指名競争入札をやって談合をして同じ業者がとってくださいということじゃないですか。あなたが言いよることは、そういうことでしょう。 89 大久保いこいの里事務所長 現在の指名の方式としまして、落札した業者さんを次年度はお休みをいただいてということでやっておりますので、毎年同じ業者さんがとるということは、今のところ現在はございません。 90 板坂委員 だから、そこで心配しとるんですよ。毎年業者さんがかわって、相手は生き物ですよ、それで管理委託がやっていけるんですかと。だから、3年なら3年、5年なら5年、そこは随契で。こういう理由ですから随契でやらんといけませんということでやったらどうですかと言いよるんですよ。ということは、毎年業者さんがかわっても支障がないということですね。 91 大久保いこいの里事務所長 ただいまの質問でございます、毎年かわっても今のところ支障は生じておりません。 92 野口(達)委員 同じいこいの里整備基本計画策定費のところなんですけども、一番最初の149ページの説明のところで、あぐりの丘の魅力向上と活性化に努めるとともにということから、市民で構成する懇話会を設置し同懇話会より整備基本計画(案)の提案を受けたとありますけれども、どういう提案の内容だったのか、それから期間とか、そういうものをきょうは口頭でいいですので教えていただきたい。できれば、その案について、資料を後でも結構ですから、ぜひいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。 93 大久保いこいの里事務所長 先ほど、基本計画策定に対する提案の件でございますが、懇話会の名称としましては、(仮称)長崎いこいの里整備基本計画策定懇話会と申します。内容としましては、市民による手作りの里山をテーマにした基本計画(案)をいただいております。  その中の主なものとしましては、ハードの整備に重点を置くものではなくて、里山の再整備、維持、活用を市民と行政が共同して行うことにより市民の多様なレクリエーションの提供と活動を通じた人づくりを目指したものという提案をいただいております。  資料の件に関しましましては、後ほど提出させていただきたいと思います。 94 川下委員 今のいこいの里基本計画策定のところなんですが、これは、答申は内容的にあと見ればわかると思いますが、何年計画の内容なのかとか、あるいはその費用はどれくらいかとか、あるいはイメージとか、こういう感じはちゃんと載ってるんですか、方針出されてるんですか。 95 大久保いこいの里事務所長 先ほど答弁しました資料提出の件につきましても、前回の所管事項の段階でご説明するときに提出させていただいておりましたので、それでよろしければそういうことにさせていただきたいと思います。  内容につきまして、期間とかそういうものはどうかということでございますが、整備自体も一気に整備するんじゃなくて、時間をかけて整備をしたらどうかというような提案をいただいております。提案としてはそういうようなものでございます。  以上でございます。 96 鶴田委員 せっかくですから、1点だけ教えてください。  決算に係る主要な施策の成果説明書の179ページの右の下段の方の路面電車北部延伸推進費ですけれども、これは、かなり従前からこういった推進費を計上して調査委託料等も支出をしてきてると思いますけども、この現在の見通しですね、その可能性といいますか、そういったことについて、一つは示していただきたいなというふうに思います。  それと、これは、随分前からこういった経費が計上されてきておりますけども、一応参考までに累計費どれくらいになってるんですか。 97 林交通企画課長 路面電車の北部延伸についてのご質問です。  1点目につきましては、平成14年度に検討委員会をつくりまして、そこで北部延伸の必要性ですとか諸々の課題に対する対応、そういったものを答申いただいた後に、経費としては50万円程度あげております。この平成15年度につきましては、ここに掲げております路面電車利用者意向調査委託料につきましては、LRTが導入されましたことから、その利用に関するアンケートを行ったものでございます。  それから、路面電車の北部延伸につきましての現状につきましては、これは国道を主に利用、それから県道滑石町線を利用しての延伸ということでございまして、特に県事業と大きくかかわっております。そういったことから、県に要望を差し上げておるところでございますが、県といたしましては、道路の拡幅に関する膨大な事業費、あるいはこの北部延伸がバスからの乗りかえが多いというような結果がございまして、マイカーの削減につながらないというようなこともございます。こういったことから、県がなかなかこの北部延伸については厳しい判断をしておるところでございまして、市の方といたしましては引き続き県に要望をいたしておるところでございます。  それから、北部延伸の一番手前の赤迫部分につきましては、赤迫交差点の改良に伴う電車の一部延伸を、まず、北部延伸の第一段目としてさせていただきたいということで、これも強く県には要望を差し上げておるところですけれども、今のところまだ県の方がやるという判断には至っておらない状況でございます。  それから、費用につきましては、担当の係長がご説明いたします。 98 堀江交通企画課企画係長 調査費の件ですけども、これまで北部延伸に検討した年度が平成10年度、11年度、それから13年度、14年度とありますけども、実際市が支出した費用は、平成10年度は、これが国の補助調査ということで1,000万円のうちの2分の1の500万円。そして、平成11年度も同額の1,000万円のうちの2分の1の500万円、残りは国が出してます。それから、平成13年度につきましては、九州運輸局の直轄調査ということで全額国の方で対応してもらってます。平成14年度につきましては、検討協議会を開いたわけですけども、これにつきましては、過年度それまでのデータをベースに検討を行いましたので、調査費自体は協議会の運営費ということで50万円を支出しております。  以上でございます。 99 鶴田委員 かなり平成10年以降5、6年間ずっとこの調査かかってきてるわけですけれども、今も、現状の報告がありましたけども、なかなか見通しが立たないようなこういう現状なんでね。いつまでこの調査を続けていくのかなというのが、その都度その都度調査費にお金を費やしながらかかって行ってるというこういう状況ですから、やはりほどほど一定の方向性を出すべきじゃないのかなというふうには思います。  同時に、滑石線の拡幅工事がもう具体化されてきてるわけですけども、こことの路面電車の北部延伸のこの計画との一定整合性が持ったいわゆる拡幅工事なのかなというふうに受けとめてたんですけども、この辺との兼ね合いというか、整合性というものは、どのようになってるわけですかね。 100 林交通企画課長 都市計画道路の滑石町線につきましては、現在、県の方で事業を進めております。工区が二つございまして、奥の方を大神宮工区、手前の横道交差点からの部分が横道工区でございます。ともに、進捗率は大神宮工区が2%、これは滑石地区の住市総事業関連で、今、休止でございます。それから、事業を行っておりますのは横道工区で今、用地買収等を行っておりますが、進捗率は7%でございます。この滑石町線は、幅員が30メートルでございまして、これが完成いたしました場合には、路面電車の延伸が可能であるというような幅員で今、事業を進めております。  以上でございます。 101 鶴田委員 いわゆる路面電車の北部延伸も可能だというお話ありましたけども、そうすると、今の拡幅工事そのものについては、一定そういった路面電車をそこに走らせるということが一つの前提としてというか、いうことで計画がなされてるんですか。それとも、広いからやろうと思えばできるんですよという程度の計画になってるんですか、ちょっとその辺教えてください。 102 林交通企画課長 今、県事業におきましては、滑石町線、それから北部延伸につきましては206号線がございます。こういった拡幅が必要でございますので、先ほど申しましたように県としては非常に厳しい判断でございます。そういったことから滑石町線につきましても、今、県の方では、この北部延伸をやるということを前提にこの拡幅をしてるという判断ではないと考えております。 103 中田委員 平間・東地区の都市改造事業の関係で、ちょっとお尋ねをしておきたいんですが、まだ実際上はこれからの事業が大きいですから気持ちの上では住民との合意がうまく実現できればいいなと思いつつも、率直に言って減歩率その他を含めて市の計画にはちょっと無理があるんじゃないかという気持ちで私はいます。そういう点で今、住民の皆さんの合意という段階では、先ほど反対運動の話も少しはありましたけど、市の方としては順調に進んでるということで私たちは判断していいんでしょうか、その辺をひとつ確認をしておきたいというように思います。  それから、いま一つ、鶴田委員の方から問題提起をされた電車の北部延伸の関係ですが、林課長、話を聞いとってですね、県にしても市にしても、同じ長崎市域における快適なまちづくりをやろうというのに、県と市とどうしてそんなに意見が極端に違うんですか。全然意見が違う感じじゃないですか。市は進めようと思うとるが、県は厳しい取り方をしてると。市の方は何とか必要だと思うから進めようとするわけでしょう。その辺の話というのは、お互いにかみ合うような形が話ができんのですか。そんないつまでも県と市と何か背中合わせで話をしてるような感じだったら、今、鶴田委員が言われるように、一体何日かかっとかということにしかなりませんよ。その辺を少しすかっとした形で聞かせてくださいよ。 104 中川東長崎土地区画整理事務所長 平間・東地区の区画整理事業につきましては、先ほどもご説明しましたけれども、皆さんに仮換地の案の縦覧をかけて、皆さんからいろんな要望を聞いてるところでございます。  今回、仮換地(案)の縦覧につきましては、153名の方から述べ231件の要望が出ております。その中では、ほとんど仮換地の面積に対する要望とか仮換地の位置に対する要望とか、いろんなそういうものでございまして、減歩率に関する要望というのは231件の中で36件ほどあっております。そういうことで、確かに全体的に見ますと矢上の14.8%に対して平間・東の方が28.34%ですか、矢上と比較して非常に高いというそういったイメージを持っておられまして、何とか減歩をもう少し緩和できないかという皆さんの意見があるのは事実でございます。それにつきましては、先ほども申しましたように、一つのルールに基づいて定まっていく減歩につきましては、よくご説明をさせていただきまして、何とかご理解いただくように努力しながら今後も事業を進めていきたいというふうに思っております。  以上でございます。
    105 林交通企画課長 先ほどの北部延伸についての県、市の関連でございますけれども、県といたしましても、私どもとともに調査を進めてきたわけでありまして、県といたしましても、北部延伸そのものの必要性ということにつきましては一定認めていただいてるところでございますけれども、先ほど申しましたように、事業費の関係、それから渋滞対策に係るマイカーの減少につながるかというような問題に対しまして県が厳しい判断をやっておるというところでございます。 106 中田委員 先ほどもちょっと言いましたように、平間・東地区の関係ですが、今、そういう段階にあるということは、先ほどから答弁があってるわけですが、そのまま支障なく推移するという形で見ていいんですか。住民の皆さんの要求とか運動というものには常に動きがあるわけで、それは時期時期でいろいろ変わってくるもんですよ。私に言わせば、端的に言いますと区画整理事業として28%の減歩率を抱えて実施しようと、そういうあり方そのものが矢上地区と比較して云々ということよりも、それ以前の問題として疑問を率直にいって私持ってますよ。それは、住民の皆さんも口に出すか出さないか、あるいはその気持ちを率直に外に出すか出さないかは別にして、いずれそういう問題も出てくることになるんじゃないですか。  だから、私は、そういう点は特に公的な事業に対しては、住民の皆さんの気持ちというのはややもすると控え目なところもありますから、私はそういうところもしっかり酌んでスタートの時点だからこそ大事にしてほしいと率直に思うんですよ。その点はどうなんでしょうか。将来に対して、今の時点から立派に住民の皆さんの同意をとってやっていけるという確信というのはあるんでしょうか。率直に問題提起をしておきます。  それから、電車の延伸の問題ですが、もし県がそういう気持ちで率直におるんだったら、先ほど言われた拡幅の計画のときには、例えば、今、電車の延伸はすぐにはできないにしても5年先、あるいは6年先、そういう可能性を追求したいということであれば、そういうのも加味して拡幅にかかってるという位置づけをやっていいじゃないですか。そういう明確な位置づけをした方がいいんじゃないですか。拡幅はしてます、やろうと思えば電車の部分は導入できますじゃね、それは余り意味のある拡幅じゃないんじゃないですか。県とそういうとこまで突っ込んで話したらどうでしょうか。 107 中川東長崎土地区画整理事務所長 現実的には今やっておりますけども、事業をどんどん促進してほしいという声があるのも事実でございます。私どもの方といたしましては、今後も区画整理事業の進捗につきましては努力して頑張っていきたいというふうに思っています。  以上でございます。 108 林交通企画課長 滑石町線の幅員につきましては、先ほど30メートルということでご説明を差し上げましたけれども、この都市計画の決定に当たりましては、将来この電車が導入しても対応できるというようなことを含んでの決定をしておりますので、今まだ北部延伸につきましては事業の見通しがございませんけれども、そういう滑石町線については、そういう配慮をいただいておるところでございます。  以上でございます。 109 中田委員 平間・東地区の都市改造事業については、今の時点で、ぜひ住民の皆さんと話し合いを十分にやって必要な合意をお互いが納得してとりつけることができるという形にしてほしいということ、この時点では率直に申し上げておきたいと思います。  それから、滑石の電車の延伸なんですが、どうなんですか、見通しはつくんですかつかないんですか。もうその県と市の話はそれはどうでもよかです。市の方としては見通しをつけることはできると思っとるんですか。それとも、県の意向を踏まえた場合、もうだめだと思っとるんですか。もうはっきり言わんですか。むしろ、こんな形で、これは今、平成10年ぐらいからいわゆる調査研究費というのをつけてるという話がありましたが、20年ぐらいもう前もずっとやってきておるんですよ、これは。何度かやってきてるんです。それで、一度そういうのが動きがなかなかとれなくて今度ですから仕切り直しなんです、極端に言うと、1回2回じゃない。だから、そういう点では、住民にいつまでも思わせぶりもしてはいけませんし、やはり私たちが正確に理解するためには、一体どういう判断があるのかと。見通しはつくのかつかんのかと。将来的にも全くだめなのか。もうそろそろ県とも話合って、すかっと話し合っていいじゃないですか。その上で県がだめだというんですか。そういうところを正確に聞かせてくださいよ。 110 林交通企画課長 北部延伸につきましては、私ども市といたしましては最終的には滑石まで延伸をしたいということで基本的には考えておりますけれども、先ほど申しましたとおり、県の状況は厳しいところでございますが、北部延伸は、先ほどもご説明いたしましたように、まずは、赤迫電停の延伸ということもございます。そういったことから、北部延伸の効果につきましては大きいものがあると判断しておりますので、基本的には進めていきたいと考えております。県と最終的な詰めというのはまだいたしておりませんけれども、私どもは市の方から県にも要望いたしておりますので、今後も要望は続けたいと考えております。  以上でございます。 111 中田委員 だから、最初から言いますように、市が延伸をしたいというのは、それなりにまちづくりの上で有意義だと思うから延伸をしたいと考えてるわけでしょう。同じまちづくりをする県が、じゃあどうして同じ立場に立てんのだろうかということになるわけですよ。県だって県都のことを考えてやってくれとるわけでしょう。もし、そういう点で、例えば電車の延伸をしてもマイカー規制にならないと、いろんな幾つかの動きを出されましたけども、もしそうであれば、それに対する市の反論はあるんですか、ぴしゃっと反論してるんですか。いや、こうじゃないかと、そういう反論は用意されてるんですか。そういうのも含めて県と話し合いしてるんですか。その辺もちょっとつぶさに聞かせてください。 112 林交通企画課長 県の方は先ほど申しましたように、事業費以外にもバスからの乗りかえが多いということから渋滞対策には余りつながらないというようなご意見でございまして、それに対しましては、私たちの方といたしましては、マイカーの減少につながるような施策を北部延伸と並行してやるべきというようなことを考えております。  現在、具体的な手法は行っておりませんけれども、考え方といたしましては、パークアンドライドを推進すると、そういったことをこの答申からもいただいておりますように、こういうことを並行して市の方の施策として進める必要があると考えております。  以上でございます。 113 中田委員 県とどこまで突っ込んだ話になっとるのかということを指摘してるんですよ。考えてますじゃだめですよ。もうここまで来とるわけですから、市の方はあくまでメリットがあると思うから延伸しようとしてるわけでしょう。だから、県を説得するような気持ちがあっていいじゃないですか。壁ばっかり強調して説得の姿勢というのがこっちにつながってこないわけですよ。いったい市は県とどう話とるのか、どうして説得しようとしてるのか、どうしてこれを実現しようとしてるのか。あなたが言うのは県が言ってる壁の強調だけなんですよ。そんなことじゃ先に進むわけないじゃないですか。どうするんですか今後。もうそんなことで、見通しが全くつかんのだったら、住民の皆さんも期待してるわけですから、いっそはっきりした方がいいわけですよ。部長どうなんでしょうか、部長の見解を聞かせてください。 114 増崎都市計画部長 北部延伸につきましては、今、るる交通企画課長の方からご説明させていただきましたけども、要は物理的にどうなのかというのが最大のネックになっております。そこを、長崎市としては、こういうふうな方法でいけばできるんじゃないかということも含めて県とは協議はしておりますけども、もう一歩のところまでで、県の反応がまだまだというところがございますんで、今後、長崎市としても県の方に強く申し入れをしながら、実現に向けての協議を進めていきたいというふうに考えておりますんで、その辺のご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 115 中田委員 それじゃ課長の言うことと私の受けとめ方は少しニュアンスが違うかなという感じで受けとめてるんですけど。見通しは立派にできるというように受けとめていいですか。それで、もしそうであれば、やはり1カ月、2カ月とまでは言いませんけど、何カ月かをかけてじっくりした結論、方向性、計画をつくったらどうですか、少し時間を思いっきりかけて。そうせんと、いつまでもこういう形で策定費だけが出て計画はまとまらんという形になりますよ。 116 増崎都市計画部長 北部延伸につきましては、現在、滑石線につきましても電車の北部延伸が可能な幅員にまで県としても考えながらやってるとこでございますので、要は赤迫から滑石へ至るところまでの道路の拡幅というものが最大のネックになっております。したがいまして、この拡幅について、どうあるべきかというとこも含めて、今後、県と十分協議をしていきたいと、そのように考えております。  以上でございます。 117 毎熊副委員長 この決算を見まして、費用対効果、そしてバランスというものを考えてちょっと1点質問をさせていただきます。  都市計画部の方で、バス利用促進等総合対策事業費補助金、そしてまた、コミュニティバス運行費補助金、そして地方バス路線維持対策費補助金と、要するにバスをなるだけ使ってくださいという政策を推し進めておられます。あえてもう「らんらん」の件は言いませんけど、5年間で1億円以上ものの市税を投入して運行をされておりますけど、片一方では、依然として何十年も前から言ってます県営バスと長崎バスのアンバランス、これ東長崎4万5,000円ですよ、日見トンネルから向こう。それを結局1.5倍もの運賃で、せめて高校生ぐらいまでの、もう逆に、補助をしてくれた方がいいと思うんですよ。  片やこういうお金をどんどんどんどん片一方で使ってる。片一方で何年も長崎バスは全国で一番安かとですもんねと、県営バスもそう安かっじゃないですもんね。しかし、同じ長崎市域に住んでて、バスにお互い乗ってください、バスを利用してください、マイカー通勤をやめてくださいというふうなことを、行政として常に市民の皆さんにお願いをしていく中で、その分は全部ほったらかしといて、平成13年でしたか、規制緩和とか言いながら、そのときも何ら進捗はない。  そして、今のこのバランスを、また今度、長崎市域が広がりますけども、そっちの方もほとんど長崎バスと。そうすると、住民格差が地域によって非常にまた広がってくるというこの現実を真剣に本当少しこのバランスを変えようと、なぜ県営バスの運営に東長崎の住民がいつまでも犠牲になっとかんばいかんのか、そこら辺の一定どういうお考えを持っておられるか、改めてお尋ねをいたします。 118 林交通企画課長 さきの9月の本委員会でもご説明差し上げましたけれども、今後合併いたしますと、いろいろな形で公共交通に対して市が補助金とかそういった公的な資金を投入するということになります。現行におきましては、市の方では「らんらん」、それから式見のバス、それから、国・県の補助に協調した県営バスへの補助、こういったものを行っておりますけれども、先ほど申しましたように、今後は離島のバスですとか合併コミュニティバス、こういったことに市の公共の資金を投ずるということになります。そういった中での県営バスに対する市の姿勢ということでのお尋ねですけれども、これも、委員さんが申されましたように、一定のバス料金のルールに従って定められておるところでございまして、市も県営バスに対しましては長崎市の中心部では非常に黒でございますけれども、県営バスが運行しております郡部においては赤字であるということで、長崎の都心部の収益を県営バスの赤字部分に持っていってるというようなところがございます。そういったことから、長崎市域について今、委員おっしゃいますように、県営バスの料金について下げることをお願いできないかというような申し入れをいたしておりますけれども、今の状況では難しいところでございます。  今後、公共交通につきましては、市がどう負担をすべきかというようなことについては、新しい合併も含めて新しい時代に入っていくというふうに強く認識しておりますので、この県営バスにつきましては、今のところは要望しておるというような状態でございますけれども、今後は、乗合タクシーそれからコミュニティバス、そういったものも含めて長崎市が公共交通にどういう姿勢で臨むのかというのを精査する必要があると考えております。今の段階では、まだ県営バスに対して市が補助をして料金を下げるということまでは至っておりませんけれども、今後、公共交通についての市の支援については十分検討を進めたいと考えております。  以上でございます。 119 毎熊副委員長 型どおりの答弁だと、僕は、林課長、思うんだけど、今言われたことは要望をしてますと、今はもう課題も何もすべてわかっておられるわけですよね。あと何十年もこういう形態をと、片や今から合併したら全部長崎半島はコミュニティバスがいたるところ各町回るわけですよ。そういうところ150円ぐらいで乗れるわけですね。片一方、東長崎はずっと何十年も前から、合併してからそのままバス料金は高いまま、だから、せめて高校に通学する3年間だけでも、きちんとやっぱり県がそうしてくれないのであれば、せめて長崎バスの定期券代ときちんとあわせた形ですると、格差をなくすという政策的なことを考えてもいいんじゃないですか。そうしないと、余りにもひどいですよ、こういうやってることが。  この予算でもわかるでしょう、コミュニティバスだって、こんだけのお金をかけてやってるんですよ「らんらん」だって。そして、東長崎の方は、ああいうちょっと赤字の部分があるからといって、地方バス路線維持費補助金ですかこれは県営バスに払ってるわけでしょう160万円、市が。そういう面で、ものすごくやってるこのお金の配分が、僕はものすごくアンバランスと思うんですよ。せめて、それくらいのことをして、僕は社会人は仕方ないと思う、せめてできないんなら高校生ぐらいまではしてやらんと。結局向こうに住めば住むほど負担がふえるという現実になってしまうわけですよ。  だから、そこら辺を全然突っ込まずにおって、やれいるところがあればどんどんバスはいっぱい回してやりましょうと、片一方はわかりませんと、県営バスがやることだからって。しかし、長崎市内にバスが路線走ってるところは全部黒字でしょう。それは確かに、大村とか島原の部分をみらんばいかんという県営バスの考えはわかりますよ。でも、先ほど言うように、そこに一歩踏み込んで県営バスの事業主と話をしてみようという考えがあられないわけですか。今の答弁聞いとったら、そういうふうな決意は聞こえなかったけど改めてお尋ねをいたします。 120 林交通企画課長 県営バスの料金問題につきましては、以前より私どもも認識しておりますし本委員会からも厳しい指摘をいただいております。そういったことから、今の段階では県営バスに要望をしておるというようなのは実際でございますけれども、今後、先ほど申しましたように、公共交通に対する市の本当に姿勢というのを今後は離島も含めて精査する必要がありますので、高校生の補助となりますとちょっと教育の問題になるかもしれませんけれども、公共交通に対する市の支援のあり方については十分検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 121 毎熊副委員長 もうやめますけど、実際、来年度から本当に南と東では大きなバランスが崩れてくるんですよ。こっちにはコミュニティバスがどんどんどんどん回るわけですよ、新しく合併される町には。それには、合併される町の住民の方にサービスというのはいいでしょうけど、片一方では、こういうバランスが今度ものすごくこのバランスが崩れるわけですよね。それは、必ず念頭に入れていただいて、せめて高校生でも、今の答弁聞いとったら所管が違うから、そっちは教育委員会の方だからというふうなとらえ方を僕はしたけど、そういうことだから一歩も前に進まないわけですよ。だから、ぜひ、その所管の垣根を越えてでも、ぜひとも、やはりきちんと県に申し入れをして何か対策がないか、そこまで議論をしてもらわないと、もう今のような答弁では10年も20年も進まんなというふうに、今私は理解しました。部長、見解があれば。 122 増崎都市計画部長 ただいま、毎熊副委員長からのご指摘につきまして、当然、合併町との格差というのは十分我々も認識しております。したがいまして、通学問題等々もございますんで庁内でその辺も含めて、今後の公共バス等の負担につきまして十分協議をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 123 田村委員長 それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため暫時休憩をします。           =休憩 午後2時7分=           =再開 午後2時16分= 124 田村委員長 委員会を再開します。  次に、第5項都市計画費のうち、上下水道局及び道路公園部が所管します第1目及び第4目から第6目の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 125 池田下水道部長 下水道部所管の第4目公共下水道費についてご説明いたします。  関係書類の記載ページは、歳入歳出決算書10ページから11ページでございます。事項別明細書166ページから167ページでございます。主要な施策の成果説明書196ページでございます。審査意見書61ページでございます。  第4目公共下水道費でございますが、これは下水道事業特別会計への一般会計からの繰出金でございます。下水道事業特別会計に対する一般会計からの繰出金は、予算現額59億5,967万2,000円、支出済額59億5,967万1,970円、不用額30円となっております。  以上でございます。 126 溝口道路公園部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、道路公園部所管分であります第5目都市下水路費及び第6目公園費についてご説明いたします。  白い表紙の事項別明細書166ページから169ページ、ブルーの表紙の主要な施策の成果説明書196ページから204ページ、ピンクの表紙の歳入歳出決算資料78ページから79ページ、黄色の表紙の審査意見書61ページから63ページ及び71ページに記載いたしております。  事項別明細書166ページの中ほどに記載しておりますが、第5目都市下水路費及び第6目公園費につきましては、合計いたしまして予算現額33億9,945万8,539円、支出済額33億734万2,737円、翌年度繰越額4,065万円、不用額5,146万5,802円となっております。  決算の概要につきましては、道路公園総務課長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 127 松尾道路公園総務課長 それでは、まず主な支出の内容につきまして、主要な施策の成果説明書によりましてご説明申し上げます。  ブルーの表紙、主要な施策の成果説明書196ページをお開けいただきたいと思います。  第5目都市下水路費につきましては、196ページの中ほど2.よみがえる川整備事業費として既存都市下水路を多様な生物が生息できるような自然環境に配慮した形に改修するため、下の川都市下水路、平和町を施工を行ったところでございます。  続きまして、197ページ第6目公園費でございます。まず、1.公園維持管理費の主な内容といたしまして、(3)施設維持管理費は、既存公園の施設維持や補修のために要した経費でございます。先ほど、板坂委員お尋ねの稲佐山斜面移送器機につきましては、その施設維持管理費のタ、チに記載しております。合計で117万2,298円を支出してるところでございます。  また、次の198ページの(7)管理運営費でございますが、これは、稲佐山公園の維持管理に係る経費並びに長崎東公園及び総合運動公園の管理委託に要した経費でございます。  次に、少し飛びまして200ページから201ページでございます。11.公園緑地事業費でございますが、(1)金比羅公園、(2)女の都近隣公園、(3)稲佐山公園、(4)長崎東公園の整備につきまして、それぞれの事業の概要に記載のとおり、公園整備工事やトイレの整備などを実施いたしております。また、201ページ(5)稲佐山公園ほかといたしまして、記載のとおり各公園等の改修工事を行っておるところでございます。  次に、201ページの中ほど12.まちづくり総合支援事業費でございますが、(1)鍋冠山公園では、園路広場の整備及びトイレの整備などを行いました。また、(2)祝捷山公園では、園路及び広場の整備などを行い今年度初めに都市公園として供用開始をしてるところでございます。  次に、201ページから202ページ、201ページ一番最後の方になりますが、13.住宅市街地整備総合支援事業費につきましては、既成市街地において快適な居住空間の創出を図るためにということで、(1)泉町公園の整備が完了し、また、(2)の北陽公園の整備を行っているところでございます。  次に、202ページから203ページ、14.ふるさとづくり事業費でございますが、(1)総合運動公園においては、多目的広場の整備を行い、また、203ページ(2)一番上でございますけども、南部運動公園につきましては、多目的広場やテニスコート、駐車場などの整備が完了し、現在はえがわ運動公園として開設をいたしております。  次に、15.公園リフレッシュ事業費でございますが、これは、公園周辺の土地利用状況の変化や利用者のニーズの多様化により、再整備を年次計画で実施するもので、平成15年度は記載のとおり神の島公園、文教公園、つばき公園の整備を実施いたしております。  次に、16.片淵近隣公園整備事業費でございますが、片淵中学校移転用地造成に伴う残土捨場を土地開発公社より買い戻し近隣公園の整備を行い、今年度から供用開始をいたしております。  なお、204ページの17.浦上川歩道橋整備事業費でございますが、長崎ゆめ総体開催にあわせて歩道橋の整備を行ったものでございます。  次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。  主要な施策の成果説明書、ちょっと後ろの方でございますが、327ページをお開きください。  道路公園部所管の繰越明許費につきましては、土木費の欄の下5行目に記載をいたしております下の川都市下水路よみがえる川整備事業において、整備内容について地元との調整に日時を要したことに伴い、4,065万円を翌年度に繰り越したものでございます。  次に、不用額の主なのものでございますが、ピンクの歳入歳出決算資料79ページをお開きいただきたいと思います。  道路公園部所管の主な不用額は、主な不用額の説明欄に、道路公園部として(1)から(7)までに記載してるとおりでございますが、理由につきましては記載のとおりでございます。それぞれ、各事業に入札差金が生じたことによるものでございます。  続きまして、予備費の充当についてご説明をいたします。  歳入歳出決算資料79ページの主な予備費充当の説明欄並びに黄色の審査意見書71ページの第8款土木費に記載いたしております。  稲佐山公園展望台レストランに係る損害賠償請求事件及び平和公園(中心地地区)被爆50周年記念事業碑に係る損害賠償等請求事件に伴う訴訟委託料として、また、千茶の木公園の倒木事故に係る損害賠償金として、ほかに公園内で発生した転倒事故に係る賠償金、見舞金としてそれぞれ予備費から充当いたしたものでございます。  説明は以上でございます。 128 田村委員長 ありがとうございました。それでは、これより質疑に入ります。 129 川下委員 公園の整備を随分やられておりますが、その中で、つい先日、女の都近隣公園、片淵近隣公園、それに祝捷山公園、鍋冠山公園を見せていただきました。立派に整備されて特に問題ないなというふうに思いましたけども、そこの周りの斜面地が草が生い茂っとるというのがちょっと目立ちましたので、その辺についても逐次目を配ってやるべきじゃないかなというふうに思いました。  もう一つ、ここの、鍋冠山公園を特に見させていただきましたけども、もう絶景かなというふうに長崎港がすばらしい風景として景観がよくて、これはだれでも見たら絶勝するんじゃないかなというふうに思うぐらいに立派な公園ですね。その景観を長崎市民がどれだけ知ってるのかなということがちょっと疑問に感じます。  ですから、その辺の宣伝、PRというのが、これは所管が違うかもしれませんが、そういう点では十分考えてやるべきじゃないかなと。ルートの中にも入れてよさそうな場所ですから、この辺も全部総合的に考えてほしいと。何でこう言っとるかと言いますと、実は、ここの鍋冠山の公園整備をされて一定の形ができております。駐車場も何台か置くようにされてます。ところが、トイレもきちっとしたのができかかって、まあできるでしょうけども、そこに行くまで、二本松といいますか、あの交差点の上から公園に行く通路が極端に狭いんですね、入口が。そしたら、あそこだったらマイクロバスも入れないというふうなことがあって、活用するには非常にあそこは不便だなというふうに感じましたんで、その辺、公園整備の公園だけよくなっとるけども、そこにアクセスする道路がきちんとなってないということで有効活用できないんじゃないかということもありまして、その辺についての今後どういうふうに考えてるかの見解を求めておきたいと思います。 130 久保田公園建設課長 鍋冠山は確かにおっしゃいますとおり、非常に夜景あるいは女神大橋を見れるということで大変すばらしい公園だと思っております。やっと今年度で完成いたします。地元の方も、鍋冠山まつりを実施されておりますし、そのための駐車場ということもご要望がございましたので整備をしています。この公園の整備をするに当たりましては、地元の方と協議会をつくりまして、いろんな意見を交わしまして今のような整備内容をしました。  その中でも、今おっしゃいました、二本松団地からの入口を何とか大型バスが通れるようにするべきじゃないかというような意見も確かにございました。ところが、現実を見てもらいますと、家が周りまで張りついておりまして、ちょっと今すぐには無理じゃないでしょうかと。ただし、大型のマイクロバスは行けないけども中型、小型は何とか駐車しますし、上の回転場もしますので、まずは今の何とか、今、整備した状況でご利用と。今おっしゃいましたことは長期的な課題としてとらえまして、今後利用状況を見ながら、そういう必要があればそのときに考えていきたいなと思っております。  草刈りにつきましては、状況をちゃんと把握しまして、そういう草の状況をみながら草刈りをしていきたいと思っています。  以上でございます。 131 川下委員 認識されとるようでございますが、しかし、さるく博に向けて、長崎市の観光を含めてやろうとしてる状況の中で、この道路整備については、やらんといかん必要条件だというふうに思うんですよ。そういう点では、早急にこの問題については、アクセス道路は検討してほしいと思うんです。今のところ無理だろうとか、ご意見があってどうのこうのじゃなくて、やる気を持ってやって当たってみると、そのくらいの意欲がないとできませんよ、そのままだったら。だから、やる気があるかないかで決まるんですよ、私はそう思うんです。ですから、やる気を持ってやってほしい。今の状況聞いとったら何かそんなやる気がない、どうでしょう。 132 久保田公園建設課長 さるく博じゃないですけど、先週に農林振興課が長崎の食関係で、夜にマイクロバスをあそこに上げていただきまして、枝が出ててちょっとマイクロバスの回転ができないということで申し入れがありまして、そのことについては、すぐ私どもの方で対応いたしまして、何とか上まで行ってマイクロバスで皆さんが夜景を楽しんでいただいたということですので、いろんな方面で、例えばグラバー園からの市道も坂道ですけどもございますし、今みたいに工夫によってはマイクロバスも入れるということです。  今、川下委員がおっしゃいましたことは、深く私達も一層の利用ということで肝に銘じて今後そういう検討を進めていきたいと思っております。  以上です。 133 川下委員 ここは、そういうふうに隠れた財産ですよ、あそこは。ですから、今後絶対日が当たると思いますから、その点だけは十分決意を新たにして取り組んでほしいと思います。  もう一つ、遊歩道がありますが、あそこに特に夜景の場合は危のうございますので、街路灯をつけるというふうなことも、小さいことですが十分配慮していただきたい。夜、夜と言ってますけど、あそこは昼でも十分いけますよ。すばらしいとこですから、ぜひよろしくお願いします。 134 久保田公園建設課長 補足ですけども、展望台に行く、今、階段がちょっと狭うございますので、あの部分を4倍、5倍に広げて十分よく上れるようにということと。それから、街灯も公園灯も新たにつけかえ、増設ということも今考えておりますので、おっしゃったことについては十分考慮して整備したいと思ってます。  以上です。 135 板坂委員 第6目の公園費で、相当の委託料が出とるんですね、これ、先ほどあぐりの丘でもちょっとお聞きしたんですが、例えば、公園清掃等委託8,500万円、この委託業者の決定はどういうふうにしよるのか、そして毎年入札をやりよるのか、どういうふうな決定をしてずっとその流れをどういうふうにしよるのか、業者ですね。  それともう一つ、斜面移送機器がございますよね、先ほど説明がありましたけど、117万円の年間の維持管理費がかかっとるということですが、これは実際は要らんのじゃないですか。斜面移送機器というのは、立山にしても天神にしても、高齢者の方が日常の生活に困るということでつくっとるもんでしょう。話に聞いたら、子どもが乗って遊びよるとか、稲佐山に行く人は、それなりの目的を持ったやっぱり元気な人が行ってると思うんですよ。そして、この斜面移送機器を降りても、途中階段を歩かんといかんでしょう。私は必要ないと思うんですが、これをよそに持っていくとか、そういう方法は考えられんのですか。 136 山口みどりの課長 1点目の委託業者の選定なんですけども、ここに(ア)から(ツ)までいろんな委託をかけてるんですけども、これにつきましては、一応これ清掃とかあと保守点検、それから警備ですね。これ委託できる、まず市内の業者を中心に、ほとんどが市内の業者なんですけども選んでおります。一応3社の見積もりをもらって、それから最低の価格の業者に決定をして、これ毎年行っております。  それから、斜面移送機器なんですけど、一応委託してる内容といいますのが、その運営委託と、それから保守点検委託ということで分けておりますけども、運営委託につきましては、始業時終業時の電源のオンオフ、それから緊急時の対応、それから終業時に簡単な保守点検をするということです。  それから、機器の点検委託ですけども、月に1回いろんな機器についての点検をして報告をいただいております。  以上でございます。 137 板坂委員 私は、この稲佐山の斜面移送機器は必要ないんじゃないんですかと言いよるんですよ。そしたら、大体年間に何名の方が利用されよるんですか。 138 山口みどりの課長 大体一日40名ということで、年間大体1万4,000人の利用があってます。 139 板坂委員 申しわけないんですが、参考のために聞かせてください。立山と天神ありますね、あそこは何名の方が利用されよるんですか。そして、ここは若い学生連中が面白半分に乗って行きよるという話を聞くんですよ、常々。実際の高齢者の方が、これに乗ってあそこに行きよるという話は聞きませんよ。だから、私は、この稲佐山にある移送機器はほかの場所に持っていったらどうですかと、こういうふうに言いよるんですよ。だから、天神と立山の利用者を教えてください。 140 円能寺道路建設課長 立山の利用者でございますけど、一日平均約20名でございます。それから天神町につきましては、一日平均約50名でございます。
     以上でございます。 141 溝口道路公園部長 ただいまの板坂委員のご質問では、公園だから要らないんじゃなかろうかというお話だと思います。実は、あれを設置したときには、長崎テクノロジーネットワークということで、いろんな議論をして、あれを3カ所つけましょうという、3種類の機械をつくったわけでございます。その中で、そのうちの機械の一つを天神町に、それから一つをグラバー園に、そしてもう一つは稲佐山公園にと、それぞれタイプの違った場所でいろんな検証をやりながら、機械をまず試してみましょうということから場所を決定したわけでございます。  その中で、まず、稲佐山に限ってお話をすれば、基本的には、稲佐山のスカイウェイに乗るために、どうしても駐車場から皆さん来るということで、あの辺の階段を何とかできないかというお話で、じゃあこのリフトを使ってみようというのがそもそものきっかけでございました。そういうことで、お年寄りもたくさん乗ってらっしゃるということもまた事実ですし、一つはほかの2カ所と違って大きな違いはカードを使ってない、つまり自由に乗れて使えるというふうなことを一応目的に設置をいたしております。ほかの2カ所についてはカードを差し込んで使う人が限定をされて、お年寄り限定ということで、それで慣熟運転をしながら皆さんなれていただくと。  ところが、稲佐山については、それとは別に未知数のお年寄りが来られる、地区だけではなくて不特定多数のお年寄りを対象にして、じゃあカードをなくしてみようということで始まって設置をしたわけです。意外と利用者数は多うございます。ただ、子どもも乗られることも事実でございます。これは、やむを得ないという見方をしております。ただ、これを自由に使っていただいて、どの程度機械の、極端に言えば、故障とか利用の仕方、こういうのがどういうふうに変わっていくのかというのも、私どもも一つ見たいということもございます。特に、現在、今、2カ所でやっておりますけれども、これもいずれはカードをなくして皆さんに使っていただくというふうな最終目標もあるわけですので、そういうこと踏まえて、ここではそういうタイプで一応設置をさせていただいたというふうに考えております。  以上でございます。 142 板坂委員 部長ね、要するにテスト的に3カ所やりましょうと決めとったから、あそこもやったんだよという話だろうと思うんですが。実際問題として、稲佐山に来る人は遊びに来よるんですよ。それなりに元気な人が来よるんですよ。私は、一定役目が終わったら、どこかよその場所にあの機械をそのまま設置してもいいじゃないですか。遊びに来とる人に、わざわざ乗ってもらう必要ないんじゃないですか。皆さん歩くのは覚悟で来とるわけですから、そうでしょう。高齢者の方が日常生活に困るということであれば、そういうとこに設置をしましょうという話からこの移送機器の話が始まったんですから、私は、一定役目が終わったら、もう検証も済んだらはずして、よその場所に取りつけるということも考えていいと思いますよ。この件、わかりました。  それと、この委託業務、市内業者3社から見積もりをとってやっておりますということですが、どうなんですか。この業者は、そしたら3社から見積もりをとったらずっと業者はかわっとるんですか。 143 山口みどりの課長 すべて毎年同じ業者ということではありませんで、業者は確かに毎年かわっております。  以上でございます。 144 板坂委員 そしたら、同じ場所を長い業者で最高何年やっとるんですか。 145 福嶋みどりの課維持係長 稲佐山の警備委託では、機械も含めて5年間という契約がございます。これが一番長い契約でございます。 146 板坂委員 警備委託は結構ですが、例えば、清掃とか公園清掃、便所の清掃、樹木の管理、花壇の植栽管理、こういうのを私は言いよるんですよ。ほかのところはある程度わかります、ある程度理解できますよ。こういう業者、今言った4つの職種に関して最高何年同じ場所をやってるんですかと聞きよるんです。 147 山口みどりの課長 ここで、公園清掃委託8,500万円ぐらい上がってます。これはシルバー人材センターに委託してる分でございます。平和公園とか、そういったところを委託しております。これは、もうちょっと何年って即答できませんけども、かなり以前からやっております。  それから、公園便所清掃委託、これは基本的に自治会と契約をいたしまして、地元自治会に対する委託費用でございます。  それから、公園樹木等管理委託は、大体市内の造園関係の業者さんに委託をしております分でございます。  以上でございます。 148 板坂委員 山口課長、あとから資料でいただけませんか。私が言いたいのは、業者にもし委託するんであれば、私は3年ぐらいが限度かなと、それで、また新たに見積もりをとるときは、その業者はずして公平にやっぱり業者に行き渡るように、こういう委託をしたらどうですかということを言いたいだけですから、あとから資料でくださいよ。 149 松尾道路公園総務課長 私どもの方から、今の山口課長の答弁にちょっと補足させていただきますが、委託業務のあり方の見直しにつきまして、平成15年度契約課の方でいろいろ論議がありまして、平成16年度施行ということで、ことしから試行という形でやっておりますけれども、こういうような植栽業務等の委託につきましては、すべて毎年入札、1回とった業者については、同工事については排除ということで、毎回毎回入札を行って、同じ公園、例えばA公園をA業者がしたら、来年はそこを外してやるというふうなことでやっておるところでございます。 150 板坂委員 極端なんですよね、私は、あぐりの丘でもちょっと話をしましたけどね、やっぱりこういう樹木なんかは3年ぐらいの委託をしていただいて管理をしていただかんと、やっぱり立派に育たんと思うんですよ。  建設管理部から言われたから毎年入札をやって業者をかえるんですよと、そういうことじゃなくてですね、3年なら3年周期ぐらいでやっぱり委託をしていただくというふうにもっていったらどうですかね。これはもう検討してください。工事と違うんですから、管理委託ですから、そういう基本的な考え方を持っとってもいいと思いますよ。 151 麻生委員 私の方から2点お願いがあります。  一つは青色の表紙の198ページ管理運営費の中で、実は、(サ)の長崎東公園及び総合運動公園管理委託、これが1億8,800万円ほどあるわけですね。この内訳がよくわからんのですよ、明細出してもらえませんか。これだけの金額かかってるわけですから、利用者の状況とか、これは、教育委員会で出してる分については、利用者のプールの状況とか出てるわけですよ。余りにも説明がなさ過ぎないかと思ってます。これを、まず出してもらいたいと思います。  2点目は、次のページの負担金のウのところにありますけど、長崎電気軌道蛍茶屋営業所内トイレ光熱水費負担とありますけど、これは、前から地元の方が、この蛍茶屋近辺についてはバスの乗り継ぎだとかということで相当トイレの要望があってるわけです。そういった状況でなかなかできなくて、これはあえてこの蛍茶屋のトイレを借りてると思ってますけど、こういう状況を、さるく博があって、あそこは鳴滝塾もあるわけですし、そういった観光ルートの一端になってるわけですよね。これをいつまで道路公園部として放置しとくのか、その辺の見解もあわせてもらえませんか。 152 山口みどりの課長 1点目の東公園、かきどまりの公園、これは都市整備公社に委託してる分でございますけども、後ほど資料として提出させていただきます。  2点目の、蛍茶屋の公衆トイレということでございますけども、この辺確かに矢の平の新しい道も白木までできまして、この辺に1カ所できないかとか要望も確かにございます。なかなか今のところ用地の確保の問題とかありまして、何とか今、蛍茶屋の電停の前にトイレを設置してといいますか、ちょっとお借りしてトイレを設置してる状態ですけども、一番最大の問題は、用地の確保ということでありまして、公衆便所もある一定の範囲でつくっていかなければならないと思いますけども、この地域については今のところちょっと難しいということでございます。  以上でございます。 153 麻生委員 1点目の東公園の問題ですけど、これ、今、現在、公社に管理委託全部丸投げされていると思いますけど、これのプールの活用の状況とか体育館の状況明細も出てるはずですから出してもらえませんか。  逆に、あと1点は、活用状況がどうかということを私は問うているんですよ。実は、指定管理者制度がもうできましたよね、この体育館スポーツ状況はですよ、3年の間に、要は現在の公営施設の状況から指定管理者制度になりますよね。そういうことで義務づけられてますけど、これに関して、そういう状況はあるのかどうか、考えはあるのかどうか、そこはちょっとあわせてお願いできませんか。  それと、さっき言われた、できたら運動公園の管理委託は金額が高いわけですから、利用状況も含めて実態を明らかにしてください。 154 山口みどりの課長 利用状況をあわせて資料を後ほど提出させていただきたいと思います。 155 田村委員長 時間はどれくらいかかりますか。  暫時休憩します。           =休憩 午後2時53分=           =再開 午後3時10分= 156 田村委員長 それでは、再開いたします。 157 麻生委員 さっき、東公園の問題で、指定管理者制度の問題言いましたけど、今度、自治法の244条が改正になりましたよね。その分で、3年以内に市が10分の1出してる公的な公社とか公団から委託してる事業に対しては、3年以内に指定管理者制度に移行するか直営にするかということされてますけど、東公園については、この前からいろいろな形で部長とも話をしてますけど、結構、費用対効果については厳しい状況があるんではないかと思ってますけど。そりゃあ東長崎には公園があそこしかありませんから、約4万5,000人の住民に対しては状況的にはいいんですけど、ただ、公社といいますか、今されてるところの管理がどうなのかということも住民から出てるもんですから、私は今回この問題について取り上げてるんですよ。その件について、部長、ご意見ちょっと考え方教えてくれませんか。 158 溝口道路公園部長 市内には大きな公園、東公園のほかにも総合運動公園とか平和公園とかたくさんございますけれども、現在、私どもが管理運営を公社に委託したりシルバーとかいろんなところ委託をやっておりますけれども、この東公園につきましても、今度の指定管理者制度を踏まえた形で、公社のあり方の議論を中に入れながら今後話を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 159 麻生委員 今の部長の答弁で、前向きにということでありますけど、期限が決められた3年以内ということですから、それとあと、この前の公社の問題についても前回問題になりましたけど、管理者の費用負担も全部ぶっ込みでこういう形でされてると、だから逆に、出向者の受け皿になってるんじゃないかとか、そういう問題も出てたでしょう。そういう問題の費用が全部こういった形で、隠れた形で委託料に化けてるんじゃないかと私は思ってるんですよ。だから、もっとやっぱり民活だとか、そういう状況の中でやっぱりやるべきじゃないんだろうかと。  それと、サービスの状況については、やっぱり厳しいものがあるんじゃないかと思ってますから、もっとやっぱりそこら辺のサービス面について向上を図って、地域の住民の方々が喜んで使ってもらうという状況にならんだろうかと思っとるところなんですよ。  一例挙げますと、あそこの体育館の中にあるお風呂の問題がありますよね。これは逆に地域の方はよくわかってらしゃると思いますけど、焼却場の問題で、迷惑料ということで一部住民の方はただになってますよ。地元のかき道、矢上団地の方は定額の料金取られます。そういう中で、住民の格差といいますか確執が出てきてます状況があるんですけど、近くに飯盛町に500円の月の丘温泉ってできたんですよ。これは、自治体がやってますけど黒字になってますよ。地域の方、皆さんよく行かれてます。やっぱり、そういう状況があって、地元にもあるのに何で利用してもらえんだろうかとかいう問題もあります。  それと、プールの問題ですけど、実は、東長崎スイミングプールってあります、そこは高齢者の方々が、やっぱり結構利用されてるんだそうですよ、利用度も高いと。だけど、この東公園のプールの活用状況はなかなか伸びてこないという現実があるんじゃないかと思ってます。そういう声もよく聞きます。  だから、そこら辺の問題について、抜本的に市民の声をよく聞かれてるのかどうか、そういった問題についてどう考えてらっしゃるのか、そのこともちょっとご見解をお尋ねしたいなと。 160 溝口道路公園部長 おっしゃるようにいろんな問題も抱えていることも事実でございます。ただ、私ども東公園の維持管理については、公社に委託をしてると言っても、私どもの指導の範囲内で十二分にその機能を果たしてるものと考えております。決して、公的な公社ですけれども、やってる委託内容が、決して民間に劣るというふうなことでは私は決してないと思っております。風呂の問題、プールの問題いろいろあると思いますけれども、私ども精いっぱいの形で、今現在、維持管理を進めていると。決して無駄なお金を使っているというふうには考えておりません。  以上でございます。 161 麻生委員 部長の立場からすると、そういう見方になると思いますけど、地域住民の皆さんの声とかいうことで話を聞いた中で、そういった声が聞こえてくるもんですから、私はあえてここで言わせてもらったということでございます。  それと、あと、さっきも申し上げましたように、公園としては立派な公園だもんですから、もっと活用状況として伸ばしてもらえばいいかと思ってますので、逆に、約1億9,000万円程度のお金が年間出てるわけですから、そういった内訳きちっと出してもらって、有効にやってもらうということをお願いしたいと思ってます。  さっきも申し上げましたように、公社に対する一括運営をされてる状況でしょうから、今後やっぱり公社自体の中身の状況も確認、精査しにゃいかんと思ってますけど、そういったこと一部あるんじゃないかと思いますので、そこの適正な価格がされてるのかどうかということも確認したいなと思ってますけど。 162 田村委員長 その資料はいつごろできますか。麻生委員 じゃあ、資料が来るまでいいですかね。一つは、さっきも申し上げましたように、これは環境部との問題あるから迷惑料ということで言えませんけど、状況的には、やっぱり戸石の方とか一部なってますけど、逆にそれは迷惑料でいいんですよ。ただ、地元自治会から出てるのは、後から入ってきた方、逆に言えば、住民の迷惑料で入ってる方じゃなくて、その後に土地に入ってきた自治会の方たちも、逆に出てるわけですよ。逆にそういう迷惑料じゃないんじゃないかという声も出てるわけです。それに対する一貫性がないと。前の人はわかりますよと、15年前に建てたときに迷惑料だってことで払ってる分は問題ないと。だけど、後から入ってきて家建てて入ってきた入居者まで全部出してきてると、同じ自治会だからということで出てる分もあるわけですよ。それは、逆にそういった問題も聞いてます。  だから、それは自治会に任せてる分ですから役所でわかりませんと言われればそうかもしれませんけど、現場で言えば、末端ではそういう問題が出てきてるわけです。だから、そういった問題についてもどう判断されるのか。  それと、あと、これは環境部との問題ありますから、いつまでそういう無料化というのを続けるのか、これは、平成15年のときに延命の問題で、地元自治会といいますか、戸石活性化協議会との契約の中になってるから、これを道路公園部だけでやめなさいというわけにはいかんでしょうけど、そういった問題いつまで引きずるのかということもあるもんですから、その見解が、部長の見解として言える範囲でちょっと答弁願いたいと思います。 163 溝口道路公園部長 東公園のあり方につきましては、委託につきましては、先ほどご答弁申し上げたとおり、今後の公社のあり方も含めて議論をしていくという方向で、ぜひご理解願いたいと思っとります。  それから、現在、迷惑料とかというお話のことですけれども、基本的には、私ども公園管理をしていく上で、現在のシステムとして、環境部の方の兼ね合いが非常に強いということで、基本的には環境部の依頼ということで、私ども、現在そういうふうな料金体系といいますか、そういうふうな仕組みをとってるわけでございます。今後、そういうことを踏まえまして、環境部とも十分協議をした上で何らかの形でご答弁したいと思っております。  以上でございます。 164 麻生委員 答弁いただくということですから、具体的に地元の方にわかるような答弁をちゃんとした形で出してもらえませんか。そうせんと、住民に対して説明責任ができませんから、ただ単にこういう形になりますというんじゃなくて、納得行くような説明をきちっと環境部と調査した上で、さっき申し上げましたように、入り込み住民までもやってるという状況があるわけですから。そういった形の問題も、地元では些細な問題かもしれませんけど、やっぱりただと料金払って入るということでなると、そういう確執があるということはご理解いただきたいと思うんですよ。 165 田村委員長 麻生委員さん、ほかに質問を受けます。その間、資料が来ると思いますので、いいですか。ほかにご質問ありませんか。 166 鶴田委員 主要な施策の成果説明書の197ページの公園費ですけれども、そのうちの公園事故損害賠償金等というのが504万8,179円というのが計上されておりますけども、この主なちょっと内訳を教えていただきたいなというふうに思います。 167 松尾道路公園総務課長 申しわけございません、ピンクの表紙の一般会計歳入歳出決算資料でございますが、これの79ページでございます。  ここに、都市計画費、一番右側の欄の主な予備費充当の説明欄にございますが、それの三つ目、平和公園内の転倒事故、これは、平和公園を散歩をされてる方が、ちょうど芝生の養生のために置いた竹に引っかかって転んだ事故でございます。これが10万6,000円。  その次が、千茶の木公園、これは昨年の台風4号で倒木がございまして、公園に隣接してる家屋2軒に損害を与えたものでございます。これが492万9,000円でございます。  そのほか、立山公園で、穴ぼこがありまして、これにつまづいて転んだ見舞金1万4,000円、この合計額でございます。  ちなみに、すべてこれは損害賠償保険の方で補てんをされてるものでございます。  以上でございます。 168 鶴田委員 すみません、私が、ちょっと受けとめ方がちょっと違ってたんですけども、特に、最近、遊具等による事故がかなり全国的に問題になってて、それで、長崎市もああいった事故が発生をしてから、緊急にそういった点検行動を最近行ってきておりますけども、ちょっとそういったものがこの中に含まれてるのかなというふうに思って質問させていただいたんですが、あのときに全市内一斉に点検はやっておりましたけども、今後の考え方として、こういった点検を定期的にやっていくという考え方なのかどうなのか、方法も含めてちょっとその辺の考え方を示していただけませんか。 169 山口みどりの課長 昨今のいろんな遊具の事故などありまして、そのたびに一斉点検、危険な遊具なんかがないか、それから死角になって犯罪に結びつくところがないかということ点検をやっています。今後は、もう毎年この一斉点検というのを恒常化していこうと考えております。常々、私どもみどりの課のパトロール班がおりまして見てはいるんですけど、何せ650も公園があれば、年間3回か4回ぐらいしか一つの公園見れないということで、それはそれとして、毎年私どもの方で一斉点検をして危険な箇所がないかどうかを点検して、あればすぐ対応したいと、そういう考えでおります。  以上でございます。 170 鶴田委員 ぜひ、その万全な対策をとっていただきたいなと思うんですが、あと1点だけ考え方をちょっと示してください。  次のページの動物飼育費の中の651万円ということですが、これは長崎公園と稲佐山公園の動物の飼育のことかと思いますけども、しかし、この内訳とそれと稲佐山公園のシカの飼育についてはもうやめるというんですか、そういった話があったように聞いておるんですけども、そこら辺の状況について示してください。 171 山口みどりの課長 198ページですか、動物飼育費なんですけども、これは長崎公園と稲佐山公園です。  稲佐山公園が今、サルとシカしかおりません。それで、この651万5,782円は、長崎公園が136万7,000円と、稲佐山公園が514万8,000円。いずれにしても動物たちが食べる餌代でございます。それから、稲佐山公園、長崎公園、今2カ所私どもで動物を管理してる公園がありますけども、これは、さきに動物ひろば検討協議会という協議会がございまして、その中で稲佐山のサルとシカについては、これは廃止の方向で持っていくと。長崎公園の動物については存続して、あそこにもっと長崎公園内で動物に触れ合えるような広場をぜひつくりなさいというような答申がございまして、稲佐山公園のサルとシカにつきましては一応廃止の方向で進んでいくという考えでおります。長崎公園につきましては、小動物と遊べるような、もっと充実した公園にするようにということで今、準備をしておるところでございます。  以上でございます。 172 鶴田委員 新聞報道か何かで、もうサルとシカですか、何かもう引き取るところが余りないんでというような、そういった報道もされたように聞いてるんですけど、そこら辺の状況と、そういう状況であるとすれば、どのように今後推移していこうとしてるのか、その辺について示していただきたいと思うんですが。私は、やっぱり、今、稲佐山公園、かなり子供たちも多く訪れて来てますから、一定この飼育費がこれだけかかってるということだから廃止をしようという考え方なのかどうなのかわかりませんけども、やっぱりその動物たちとの触れ合いの場というか、やっぱりそういったものというのは、私は稲佐山公園にはあっていいんじゃないかなというふうに思うんですよね。  そういった検討協議会のそういう報告が出たということでありますから、ぜひそういう意味では、たとえばその長崎公園のああいう、ある意味では、私から言わせるとちょっとお粗末的な感じがまだまだするんですけども、そういうことじゃなくて、本当にそういった動物たちとの触れ合いのそういう場所を確保するということであるとすれば、ぜひもっと充実した内容を十分に検討していただきたいなというふうに思いますけども、先ほど言いましたサルとシカの受け取りのところの対応についてはどのように推移されてるんですか。 173 山口みどりの課長 稲佐山のサルとシカっていうのを、そもそも何であそこを廃止の方向にということなんですけれども、飼い方がちょっと中途半端だということが一つございました。サルとシカの2種類しかいないということで、おりに囲まれたところで動物もかわいそうだということで、もっときちんとした動物を飼う考え方というのをしっかり持たせないといけないということで、答申としては、あそこは廃止の方向でいくというふうになりました。それで、毎年やっぱり餌を与えてますんで動物はふえていきます。サルとシカについての受け入れ先を、ちょっと全国的に当たってみたんですけども、なかなか引き取り先がなくて、むしろあげますという施設はあるんですけども、引き取りますという施設が現在のところ見つかっておりません。それで、いずれにしてもこれ以上ふえないように、とりあえずは避妊手術あるいは去勢手術をやっていこうかということで、ただ、これは、長い年月がかかりますんで、とりあえずは、しかしこれ以上ふやさないような方向で持っていくしかないのかなというのが現状でございます。  以上でございます。 174 田村委員長 それでは、先ほど、麻生委員から要求がありました平成15年度長崎東公園及び総合運動公園管理委託資料及び両公園の利用状況についての資料がお手元に届いております。  理事者の説明を求めます。 175 松尾道路公園総務課長 資料提出が大変おそくなって申しわけございません。今、お手元にお配りをしております資料でございます。これは1ページ目でございますが、東公園及び総合運動公園の管理業務委託受託事業のいわゆる各費目ごとの予算額と決算額、不用額を出してるものでございます。  これが1ページ、2ページ続いております。これが、3ページ目が総合運動公園事業費でございます。4ページでございますが、各管理運営費の中の委託料の内訳、これを長崎東公園、それから次に長崎市総合運動公園のそれぞれの委託の内訳を示しております。  それから、総合運動公園、それと東公園、それから東公園のプール、それぞれの各月の利用状況をお示ししてるものでございます。  お手元にお配りしています資料は以上でございます。 176 麻生委員 この決算委員会の中の資料ですね。ちょっと、今、1億8,800万円と言われましたけど、足してもちょっと、どれとどれを足したらなりますかね。1ページ目の東公園が8,723万円でしょう。書いてあるけど合わないでしょう。 177 松尾道路公園総務課長 資料1ページ目の一番上の欄の決算額1億8,859万6,872円、これは東公園と総合運動公園を合計したものでございます。その下の欄が東公園事業費8,700万円、それから3ページ目の総合運動公園決算額1億136万3,000円というふうになっております。 178 麻生委員 わかりました。1ページ目と3ページ目をそれぞれ頭の部分を足せば1億8,800万円になりますよということですね。  私が言いたいのは、この嘱託職員さんがおられます東公園で17名、それとあと総合運動公園で10名ということで、27名の人員でされてるという状況でしょうけど、あと細かな数字はもう見ていきますけど、一人当たり嘱託職員に260万円ぐらいの経費かと思ってますけど、状況的には公社の方の状況で高いか安いかといえば高くはないと思いますけど、ただ皆さん方納得してもらって、地域住民の方と何というか気持ちよく使ってもらうような状況にしてもらいたいと思ってるもんですから、この中の職員の方のコストはさっき申しました高いと思いませんけど、もっと開かれた東公園にしてもらいたいなという状況があるもんですから、あえて資料要求いたしました。 179 田村委員長 ほかにありませんか。 180 毎熊副委員長 ちょっと2点だけお尋ねします。  この公園管理費の維持管理費の中で、ちょっと逆に出てないから心配になったんですけど、爆心地公園、あそこは平成6年か7年ごろリニューアル工事をしまして、あそこの樹木は根っこの部分が約2メートル近く埋まってるんですね。そうしたら、そのやっぱり樹木の特にあそこは長崎市民にとっては非常に思い入れがある公園ですので、あそこの樹木がもし枯れるようなことになったら大変なことだと思うんですよ。それで、あれだけ埋めてる工事をされた後、あの樹木の樹勢管理といいますか、そういうのはきちんとされてるんですか。 181 久保田公園建設課長 落下中心地でございますけども、周辺に向けて徐々に地面を高くしておりますので、一番埋まってるのが南側の道路の国道下の川の下流の方だと思います。道路の方にメタセコイアというのがありましたけども、あの部分が大体道路と同じような高さで最初あったんですが、あの部分が一番埋まってると思います。あの部分については、公園を造成するときに根っこの部分に空気を入れるようなものをしまして埋めておりますので、メタセコイアについては、今そんなに樹生も衰えていないんじゃないかなと思っております。  逆に、今度、下の川の北側の方ですね、落下中心地の北側の方に、後ろにクスノキとか下の川に面して、あるいは民地側の北側の方に面してありますけども、あの部分が施工後クスノキの成長が余り枯れておりませんけども、もう少し順調に育ってくれればいいのかなと思っております。  だから、今の状態であの部分がすぐに枯れるというような心配は私たちはしてませんが、もう少し成長が早く順調に育ってくれればいいかなという気持ちはあります。  以上です。 182 毎熊副委員長 先ほど述べましたように、特に一番長崎市の大事な公園ですので、今そういう人間でいえば皮膚呼吸ができないような状態になってるわけですんで、特に毎年きちんと状況は確認はしとっていただきたいと思います。  それと、もう一件ですね、先ほどの板坂委員の方の関連質問になるんですけど、どうも委託業務というか随意契約とかで、極端に言えば、皆さんが自分の庭の庭園の手入れ等をするときに安ければいいと、今、例えば随意契約が50万円以下ですか100万円以下か知りませんけど、それくらいのところを3社見積もりとか先ほど言われてましたけど、安ければいいと、50万円予算があるけどもう20万円で出してきたところにさせると、そうすると20万円のそういう剪定とか、そういう仕事しかできないわけですよね。そこら辺をきちんと今、緑あふれるまちづくりをと片一方政策的に進めながら、実質はそういう安ければいいということで、皆さんが実質的に技術的に、ここら辺の例えば街路樹、この公園の樹木はここら辺をきちんとこれだけ剪定をして、これだけのものをつくり上げていかなければならないという、きちんとした技術的裏づけなり知識的裏づけがあってされておるのか、それともただ安ければいいということで業者選定をされているのか、そこら辺の考えを教えてください。 183 山口みどりの課長 先ほど板坂委員さんに回答してましたのが警備委託とか保守点検委託とかということです。  今、毎熊副委員長のお話は、樹木に関してと思うんですけども、樹木に関しては、一応市内の造園を専門とする業者さんの中から、いろんな地域性とか技術はたぶん皆さん技術者おりますから持っておられると思いますから、あと地域性とか考えて、やはりみどりは専門家に一応任せるという基本的な立場に立って、その中で選定をさせていただいております。  以上でございます。 184 久保田公園建設課長 今の答弁に補足いたします。毎熊副委員長がおっしゃいました同じ業者の方に公園の清掃だとか、そういう2、3年ちゃんと見てやるというのは、例えば日本庭園で非常につくった意匠といいますか、こういう考えでつくったんだよ、こういう刈り込みをやっぱりしないといけないよとか、この中でちゃんとこういうふうにしないといけないというところは、確かに同じ方がずっと維持管理した方が非常にいいと思うんですが、例えば街路樹であるとか、あるいは公園の茂り過ぎてる樹木を枝透かしをするとかといいますと、ある一定の造園施工管理士等を持ってる方であれば、A社がB社にかわっても、こちらの意思さえちゃんとこういうことでしなさいということを言ってやれば、それでこちらの目的を達するような維持管理ができるんじゃないかなと一応思っております。 185 毎熊副委員長 今、久保田課長も山口課長もそのようにおっしゃいましたけど、実際は、今言う随意契約は金額は安い分でしょう、50万円以下ぐらいは、それで、もう今こういう状況ですので、20万円ぐらいでもとにかく自分が仕事をとるためによそより安く入れると、20万円ぐらいで入れるとかいうことで、そういうところは数がたくさん出るわけですよね。  例えば街路樹にしてもそう、そうすると、それくらいの仕事しかできない、そりゃあ刈り込みだけはできるでしょう、剪定で刈り込みだけは。しかし、本当にこの通りの街路樹はこういうものにやっぱり将来的には姿を整えたいというような、ずっと連携された考えがつながらないと思うんです。そのとき、とにかく切ればよかさと、近所から苦情の来たら全部葉は切ってしまえというようなことでいってしまってはないのかというちょっと危惧がされるもんですから。
     今、そういう随意契約の中で、ただ安ければいいさということで、例えばそういう専門家のきちんとした意見を聞きながら、どういうものをつくり上げていきたいというふうな意識のもとで、きちんと政策を持ってやっておられるのかどうか、そこが聞きたかったわけですよ。年間、そういう50万円以下の随意契約もかなりあるでしょう、ちょこちょこあっちこっちしてもらわんとつまらんとこがたくさんあると思うんですよ。そうすると、やっぱりそれをトータルしたら相当の金額になるだろうし、そこら辺のきちんとした考えを進めていかなきゃ。よく、ほら街路樹の話は委員会でも何年も前から出てるんですよね。だから、そこら辺のきちんとしたスタンスがあるのかどうかを改めてお聞かせください。 186 山口みどりの課長 もちろん、毎熊副委員長さんがおっしゃいますように、業者さんに任しておけばいろんな考え方がございましょうから、大きく刈り取ってみたりとかすると思うんですけども、実は、昨年度、平成15年度に、みどりの課で樹木管理の手引きというマニュアルをつくりまして、剪定の仕方はどうあるべきかということで、これを各担当にも配りまして、そして各業者さんに長崎市の剪定の考え方をずっと伝えていってもらうと、大体市内どこでも同じような剪定の仕方に統一していくというような一応そういう考えでやっています。  ですから、業者さんに完全に任せるんじゃなくて、長崎市の街路樹管理のあり方という一つの冊子をつくってますんで、それに基づいてやってるというのが現状でございます。  以上でございます。 187 毎熊副委員長 はい、わかりました。いい方に行ってると判断いたします。 188 中野委員 2、3点お尋ねをいたします。  今、道路公園部から出された資料の中で、これ、都市整備公社に管理委託をお願いをしてて、そこの事務室を借り上げるのに55万782円、事業ごとに庁舎の借上料が上がってるんですね。そして、東公園事業費の体育館では13万1,139円、同じ東公園で、プールの方では13万1,138円、1円違い。それから総合運動公園管理事業は28万8,505円。これ何平米借りて1円違いなんですか。これは申しわけないけれども、長崎市が都市整備公社に仕事を委託するとき、あそこの事務所の家賃までこちらが払うんですか。そのほかの委託のところはどうなってるんですか。これはどういうことか、ちょっと教えてください。  それから、最終的には、同じ東公園の事業費の体育館とプールなんですが、体育館で不用額が出てるんですね、ある程度。プールでは一銭も不用額は出てないんです。流用は各々プールはプール、あるいは、体育館は体育館で流用なさってるみたいですから。だけど、こんな決算書は今まで不用額がすべてプールがゼロというのは見たことないですよ。これどういうふうに監査をなさってるんですか。この2点ひとつ教えてください。 189 島田みどりの課管理係長 今のご質問の1点目なんですけども、庁舎の借上料何平米か、申しわけございませんが、今、手持ちの資料ちょっとありませんので何平米の部分で委託料払ってるかっていうのがちょっとお答えを今しかねます。申しわけありません。  それで、不用額の部分の説明ですが、これは実際決算のときに、財政からも若干指摘を受けたんですけども、東公園の部分の体育館とプールの部分の当初の案分といいましょうか、予算の配分のときのちょっと不手際が若干ありまして、予算を想定しておったという部分で、必要経費を各々の施設、体育館部分とプール部分で、各々の必要の部分で割り当てていってといいますか、決算ベースとしてはプールの方が不用額が全然出てないというような形で。プール側の方に体育館部分から流用をかけておるというような形になっております。 190 中野委員 その平米数は大至急調べてください、同じ場所を借りてるんでしょう、これ。それで、ほかの事業はどうなってんですか。ほかの事業はどっか部署、住宅供給公社あるいは何ですか駐車場公社、長崎市が委託をしてたら公社の方に家賃を払ってるんですか。これは何のため、現実的にここだれかいるんですか、スタッフは。スタッフは全部現場にいるんでしょう。何平米で、ここにだれが常駐をしてるんですか。  だって、現場に嘱託職員は各々おって、そこは東公園の体育館にいなくちゃいけないし、プールにいなくちゃいけないし、そして総合運動公園にいなくちゃいけないんでしょう。そしたら、この土地開発公社の事務室にはだれがいて、どういう指示を出してるんですか。  それから、もう1点、予算の配分の不手際と言われましたね、今、プールと体育館の事業について。それじゃあ恐れ入りますが、東公園事業費の中で、この平成15年度の当初予算、財政に出した内容を出してください。こんな、一つのところがすべて不用額ゼロなんてありえないじゃないですか。そんな不手際なんていうことで済まされませんよ。それだったら財政部だれか、この担当は出てきてください。 191 田村委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後3時50分=           =再開 午後4時19分= 192 田村委員長 委員会を再開いたします。 193 溝口道路公園部長 そこの桜町の土地開発公社の中の都市整備公社の面積相当分ということで回答をいただいております。正確な面積は今まだ出ておりませんけれども、土地開発公社の中の都市整備公社の面積案分というふうなことでございます。  それから、この庁舎借上料につきましては、先ほどご質問の中でもありましたように、負担金という、そういった話の中で、これにつきましては公社のあり方という問題が含まれておりますので、財政部長の方からぜひ答弁をお願いしたいということでご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 194 中野委員 それは、私、質問者が言うことであって、あなたはここの公社の理事か何かをしてるんじゃないですか。それなのにその部長みずからというのは僕はおかしいと思うんです。今ですね、話わかりました。それで公社とのあり方について、やはりこういう予算のつけ方について、私、納得できませんので、委員長の方におきましてすぐ財政部長をこの委員会にお呼びをいただければと思います。 195 田村委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後4時21分=           =再開 午後4時24分= 196 田村委員長 委員会を再開いたします。  今、財政部長がみえられましたので、公社のあり方について財政部長のご見解を伺いたいと思います。 197 智多財政部長 質疑の全容をちょっと把握しとるわけじゃございませんが、今ちょっと聞きまして、この公社の貸付料が内容に入ってるというのが、どういう考えなのかというようなご質問を受けて、その流れの中で公社と市の関係のあり方と申しましょうか、そういうご質問を受けてるというふうなことでまいりました。  確かに、公社の場合に市が従来から委託してるやり方といいますのが、例年問題になりながらも、経費をすべて市が直営でやる性格のものということで積算しまして、その積算したものを、市の外郭と申しましょうか、外部団体としてそれそのものを公社に委託することで、通常は直営でやるよりも経費的にマイナス面を生じさせようということでやってるというのが実情でございまして、そういう流れの中で、例えば今、申し上げました庁舎借上料と申しますのが、都市整備公社に委託する流れの中で、実は、土地開発公社の建物の中にその都市整備公社の作業場所を設けてるということで、一般の借り上げで申し上げますと、諸経費に含まれる経費として見えない部分でございますけども、都市整備公社に委託する場合は、人件費等とすべてそういうもので一つ一つ明確にした中で積算をして、そして、それを委託してるということでございまして、庁舎委託料と申しますのが、都市整備公社の中でそういう事務作業等をやってるものをたしか案分した経費ではないかと思ってます。  ただ、ちょっとご質問がそこまでなのかどうかちょっとわかりませんが、やはり、昨今の民間との関係の中で、この公社のあり方というものも、そういうふうに直でいいのか、あるいは数字をすべて明らかにして、それでその公社とやり取りしてる、こういうものが本当に今の時代に合ったやり方かどうかというご指摘をずっといただいておりますので、今、現在、その公社と市とのあり方について、もう近々最終結論も出るかと思いますけども、総務の方でも検討いたしております。  以上でございます。 198 中野委員 この受託事業の決算を見て、こんななってると思いませんでしたし、ほかの事業を今から調べていけば、こういうことは出てるところ出てないところあるし、今まで、ほかの資料を見てもこれだけは出てないみたいですから、ただ、考えてみれば、昔から指摘をしながら、まだ最終的な結論は出ておりませんと言いながら、これひとつ考えてみれば、民間がこんなに景気が悪いときにでも仕事を与えなくちゃいけないのに、経費は全部市の方でもって、そして、あげくの果てには、何平米かわかんないままに借上料を、家賃を払ってる。そしたら、民間で家賃持ってないとこで仕事与えてるようなもんじゃないですか。そんなのが今まで黙って許されてること自体、私はおかしいと思いますよ。  それと、もう一つ、東公園事業費の中で、体育館の事業費とプールの事業費を分けてあるんですね、当初予算から。それで、この決算を見てみると、体育館の事業費は不用額がずっと出てきてるんですが、プールの方は一銭も出てきてないんですよ。それで、事業費を別々にしてて、体育館の事業費の方から49万169円を同じプールの事業費に流用してるんですよ。これは我々の流用の仕方と違うんですが、こういうのは我々一般会計とか特別会計なんかあり得ないことなんですよ。これはどう考えていいんですか。  こういう流用ができるならば、わざわざプールと体育館と分けずに、もっと一つの東公園事業費として上げて、同じような経費をどんどんどんどん削除していけばもっと委託料は安くなるはずじゃないんですか。ここのところに、こういう予算をつける財政部の方はどういう精査をしてるんですか、こういうふうな全然事業費を使って当初予算をつくっとって、こういう流用って認められるんですか。 199 智多財政部長 流用につきましては、当然ながら一般的にいう流用というのは一つの縛りがございますので、やはりその縛りの中でやっていくということでございますけども、ここの東公園につきましては、公園事業という中で委託料を予算化しております。その中で、結果的には一部その東公園の中でやり取りがあったということで、これは、いいか悪いかと申し上げますと、本当は流用なく済ましてもらうというのが私たちも実は本音でございますけども、結果的に、決算を迎えるに当たりそういうものを見た中で、人の動きだと思うんですけれども、こういうふうになってしまったという結果で、今後はこういう事業間といいましょうか、項目間の流用がないようにしたいと思います。  それともう一つ、冒頭でおっしゃいました査定の中で、確かに財政部としましては、この公園等々、都市整備公社に委託してる状況の中で過去からそういうやり方をやってきました。それが、本当に固定された委託先になってしまって、これがいかがなものかというご指摘をずっといただいておりまして、それはもう真摯に受けとめております。  来年からの指定管理者制度に向けまして、やはりこれが本当に都市整備公社でなければできないのかどうか、ちょっと私が今ここで結論を申し上げますのはちょっと差し控えさせてもらいたいんですが、そういうものを洗いまして、やはり競争かあるいは直営かという、この2つにしかならないんではないかと。そうした場合に、この業務が民間の方で同等の業務ができて、競争に見合うものであればそういうふうに振りかわって行かなければならないと、私はそういうふうに思っております。  今、委員からご指摘のように、ちょっと会計処理等の問題でちょっとまずい面がございまして、私もこれにつきましては申しわけないということでございますけども、そういうことで、今後は、来年、指定管理者制度等が始まります、再来年からですけども6月までにそれを決定するという流れの中で、都市整備公社についても一定の整理をつけたいと思っております。  以上でございます。 200 中野委員 最後にご質問しますけど、このたまたまこの東公園及び総合運動公園の受託事業で出てきたんですが、こういう庁舎借上料として土地開発公社並びに都市整備公社、俗にいう公社ですね、それがこういうふうな借り方で、借上料で年間どのくらい入ってるんですか。実際、ここに書いてある負担金、これだけでも全部の三つの事業合わしたら1,000万円近くあるんですね。そのくらいの把握は智多部長できてるんでしょう。 201 智多財政部長 申しわけございません、私、今、数字存じ上げませんが、考え方としては、開発公社のビルそのものが開発公社の所有物でございまして、例えば駐車場管理公社が当時、市の中にあって市から移ったりしたときに、その底地を借りる中で、都市整備公社というのは、基本的に100%市の事業をお願いしてるわけで、その分は土地開発公社の方が、業務縮小の中で都市整備公社に業務量が移っております。  そこで、その平米分でその通常の計算のやり方ではじいたものを、たぶん業務量かあるいは、総務でしたら人頭割か何かで案分したものだと思います。総額は、恐らく底地でございますので、総務部、業務部そういうものがずっとございますから、額的には結構やはり借上料としていってるんじゃないかと思います。 202 中野委員 それは、もうぜひ出してくださいよ。この委員会に間に合わなくても、我々この担当として。というのは、平米がいくらでこれだけの金額が出てるのか、今、部長が言われた人頭制なのか、それで出してるのか、わからないのによくこういう予算をつけたなと私は思いますよ。わかってるはずじゃないですか。  それともう1点、同じ公園事業の体育館の事業とプールの事業を分けた予算を組みながら、借上料がたった1円しか違わないんですよ。だから、現実的に、これだけの金額がかかりますと、当初予算で予算査定するときに、平米いくらなのかとか、あるいは人頭割して全体のあれでどうなのかというのわかってるはずでしょうが。だから、これを逆に見ると、決算のためのごろ合わせの決算書としか私は認めません。もう少し、あなたたちは、きちんとした予算をつけて出してるはずですから、責任持ってやっぱりきちんとやってくださいよ。今だって、これどのくらい貸してるかわかりませんとか、全体の人頭割ですとか、そしたらどういう予算をあなたたちは最初から査定をしてるんですか。 203 智多財政部長 数字はございます。私が、今、ちょっと即座に即答できないということを申し上げたんですけども、予算の査定では都市整備公社にお願いしてる業務全体を包括しまして、そして、それを当然ながら案分という方法で最終的にやっております。  そういうことで、例えば、そこの事務所の中で、業務的に同じ同等数の面積を必要とするものであれば、結果的には同額程度の借上料をその受託に積算したんではないかということで、はっきり申し上げれば、先ほどから申し上げてるように、いくつかの業務を都市整備公社にどうしても全部そのままでお願いしてる流れの中で、案分せざるを得ない部分ができてきたということでございますので、それぞれ一つ一つを分けて、例えば競争なりするということになりますと、当然こういう経費は、相手の民間の業者の方の経費の中に含まれるもんですから、それは今後はそういうことはないと思います。  ちょっと数字につきましては、根元はございますので、ちょっとお待ちになっていただきたいと思います。 204 島田みどりの課管理係長 先ほどの庁舎の借り上げなんですけれども、面積比率といいますか、借上料の算定基礎となるものがわかりましたのでご報告をいたします。  まず、都市整備公社自体が開発公社の庁舎を借りてるという形になりまして、その面積というのが、面積比率になりますけども、借り上げてる面積比率が全体の0.286%という数字が出ております。それで、その建物全体の経費、上下水道、清掃料、経費全体の金額がまず出ておりまして。  失礼しました、若干説明のし直しをさせていただきます。 205 田村委員長 それでは、それを直ちにコピーして委員に配っていただきますようお願いします。  暫時休憩します。           =休憩 午後4時38分=           =再開 午後4時54分= 206 田村委員長 それでは委員会を再開いたします。 207 松尾道路公園総務課長 資料の不手際があって申しわけございません。今、お手元にお配りいたしておりますのが、都市整備公社庁舎貸付料の算出内訳の資料でございます。その資料のご説明を申し上げます。  右側の四角で囲んでる欄、これが面積率をあらわしたものでございます。土地開発公社ビル1,077.57平米ございまして、その中に都市整備公社が308.98平米占めております。その下の指数0.07、0.76というようなこのパーセントは、都市整備公社の中のそれぞれの部門が占める割合を指数であらわしてるものでございます。  そういうことで、貸付面積は、全体が1,077.57平米のうち308.98平米ということで、28.6%でございます。それに対しまして、左側の方でございますが、いわゆる建物使用料、それからガス、上下水道料、電気代、それから機械及び清掃等の委託料、これのそれぞれ、28.6%を掛け合わせましたもの、これが庁舎貸付料AプラスBプラスCプラスDで、これの76%が249万7,000円と出てるところでございます。  この76%は、都市整備公社のうち、事務局部門、管理部門の面積割で出しております。出てまいりました金額、庁舎貸付料249万7,879円に消費税相当額を加えまして合計額が262万2,772円となっておりますが、これをそれぞれ都市整備公社に委託をしてる事業ごとの前年度の予算額で案分をしております。  これに伴いまして、東公園が10%、26万2,277円、これを体育館とプールにそれぞれ2分の1案分をしておりますが、端数が1円出とりますので調整をさせていただいております。残り総合運動公園が11%ということで28万8,505円となっております。道路公園部の所管分は以上でございます。 208 智多財政部長 大変申しわけございません。資料が出ましたところで、こういう案分の仕方ですね、こういうのが本当、当時、駐車場管理公社がございまして、それから都市整備公社というふうに機構を変えまして、そのほかの市の関係施設も直営でそこにお願いしてした方が経費的に、人件費等がOB活用なんかもございましたんでいいんじゃないかという判断でしておったんですけども、そういう中で、どうしても経費的に案分せざるを得なかったという考えでございまして、この都市整備公社そのものが今後その辺をどうするかということで、どうしても積算上は細やかにすべて施設ごとにかかった経費を出さざるを得なかったということで、そういう案分になったことをご理解いただきたいと思います。  今後につきまして、先ほどから申し上げてますとおり、この方式あるいは都市整備公社への委託そのものについて、果たしてこれでいいのかどうかということを全庁的に結論を出したいと思っております。  以上でございます。 209 中野委員 都市整備公社のこの件が出まして、私は、やはりこれは異常だというふうに思います。  それで、先ほどから財政部長がお話になるように、総務部としても最終的な結論を近いうちに出すということですから、ぜひこんな形でやるならば、これはみんな民間に直接お願いした方がもっと安い経費で私はできるというふうに思いますし、ある面ではこういうことが実際に行われるということ自体がちょっと驚きなんですけれども、ぜひ先ほど麻生委員からもお話があってたように、指定管理者の問題もありますんで、早急にこれやはり私は結論を出すべきだということを改めて財政部長の方にお願いをしときたいというふうに思います。 210 田村委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  皆様にご報告をさせていただきますけれど、1日日程を延ばして、明日、次の住宅費の審査から入りたいと思います。先ほどの休憩中に、議長の方には報告いたしましたので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の委員会を閉会します。           =閉会 午後4時59分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成17年2月2日  建設水道委員長    田村 康子  建設水道委員長    麻生  隆 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...